八ヶ岳へその2:夏沢峠~硫黄岳~横岳~赤岳
2日目。爽やかな(そして、ちと暑い)お天気の中、出発です。

夏沢峠に向かって少し歩いて行くと、
登山道から本沢温泉の野天風呂が見えました。
明るい時に入ってると、みんなから見えるんだね・・。

この日も、歩き始めは林の中の道。
ゆっくりゆっくりと歩いて、夏沢峠に。
ここには2つの山小屋が向かい合わせで建っていました。
こちらの小屋では、モモンガさんやヤマネさんが
常駐しているとのこと。会えませんでしたが。
(夜行性だから、夜にならないと出没しないのかも)

もう一方の小屋でコーヒーをいただきました。美味しい。
ここで会った方が、
「今日も雷になるようですよ。早いとお昼前かも」
とおっしゃっていました。ちょっと不安・・・。
夏沢峠から、少し登ると森林限界に。
あぁ、林ともお別れです。ここからは岩岩なんですね。
・硫黄の成分の影響か、赤っぽい岩道。

・硫黄岳の爆裂火口。

・頂上の方を見上げると、ケルンが点々と。

それにしても、岩すぎ・・と思っている間に硫黄岳頂上へ。
かなりガスが出ていて、展望はあまりありませんでした。
お天気も心配だし、ちゃちゃっと横岳へ向かいます。
・そんな岩道でのウルオイは、かわいらしいお花たち。

・これはコマクサ。

硫黄岳から横岳への道すがら、
このコマクサの群落があちこちで見られました。
岩の斜面にかわいらしいピンクがよく映えます。
・黄色いお花もたくさん。


で、横岳っていうのが、今回のテーマでして。
私の苦手(というか恐怖)とする‘三点確保’なところ。
んでもって、いきなり出てくるんだもんなぁ。
‘カニの横ばい’と言われるクサリ場。
道(と言っていいのか?)幅は、50㎝くらい。
右側は岩。左側はなにもない。えっ?
鎖につかまって渡れるのって、安心なような、
「鎖が抜けたらどうしよう」と余計な不安があるような。
いや、実際はそんなこと考えてる余裕はなかったですが。
前を行く‘お師匠さん’のアドバイスのおかげで、
なんとか固まらずによろよろと進んで行くと。
岩の合間に‘窓’のようになった部分がぽっかりと。
ここで岩の裏っかわに移れとか言われても。
えーっと、右側も左側も‘なにもない’んですけどぉ。
しかし、こんな岩の上でぼーっとしてもいられず、
しかたなく岩を乗り越え、反対側へ。自分の足がジャマ。
反対側に行ってしまえば、楽でした。あーよかった。
‘お師匠さん’は、
「ここが終わっちゃえば、あとは平気だから」
などと、けろけろっと言ったものでしたが、
この後も、クサリ場とハシゴが続く・続く・・・
微妙にダマされた感じがしなくもないんですが、
確かに、この後は別に怖くはなかったので、良しとします。
でも、この横岳周辺、1枚も写真撮ってなかったことに
後から気づきました。やっぱり余裕なかったんだなぁ・・。

で、↑これはどこから撮ったんだろう?
赤岳途中から見た横岳か?
でも、横岳にしては、ざくざくしてないし・・
なんか、お山の形とか特徴とか、覚えられないんだよねぇ。
山頂から見える山並みとかでも、
「あれが○○岳で・・あれが○○山で・・」とか
いっぱい説明してもらうんだけど、ちーっとも頭に入らない。
間違いなくわかるのって、槍ヶ岳くらいだ・・。
ともかくも横岳から赤岳へ。
ただの登りであれば、もういくらでも登れる気分でした。
恐れていた雷にも遭うことなく、赤岳頂上小屋へ到着~。

左側が小屋の壁、
向こう側のざくざくと物がつきささってるのが赤岳山頂。
夕方頃に遠雷はかすかに聞こえましたが、
結局、赤岳には雷も夕立もなく。
日没頃の雲がねぇ、たまらなくきれいでした。


赤岳頂上小屋の方々、すんごい感じよくて、
コーヒーも美味しくて(なぜか、かっぱえびせん付き)、
岩だらけだったけど、最後はのほほんと終われた一日でした。
(20:00頃にはみえなかったんだけど、
もっと遅い時間に星がみえたらしい・・あぁ、残念。)

夏沢峠に向かって少し歩いて行くと、
登山道から本沢温泉の野天風呂が見えました。
明るい時に入ってると、みんなから見えるんだね・・。

この日も、歩き始めは林の中の道。
ゆっくりゆっくりと歩いて、夏沢峠に。
ここには2つの山小屋が向かい合わせで建っていました。
こちらの小屋では、モモンガさんやヤマネさんが
常駐しているとのこと。会えませんでしたが。
(夜行性だから、夜にならないと出没しないのかも)

もう一方の小屋でコーヒーをいただきました。美味しい。
ここで会った方が、
「今日も雷になるようですよ。早いとお昼前かも」
とおっしゃっていました。ちょっと不安・・・。
夏沢峠から、少し登ると森林限界に。
あぁ、林ともお別れです。ここからは岩岩なんですね。
・硫黄の成分の影響か、赤っぽい岩道。

・硫黄岳の爆裂火口。

・頂上の方を見上げると、ケルンが点々と。

それにしても、岩すぎ・・と思っている間に硫黄岳頂上へ。
かなりガスが出ていて、展望はあまりありませんでした。
お天気も心配だし、ちゃちゃっと横岳へ向かいます。
・そんな岩道でのウルオイは、かわいらしいお花たち。

・これはコマクサ。

硫黄岳から横岳への道すがら、
このコマクサの群落があちこちで見られました。
岩の斜面にかわいらしいピンクがよく映えます。
・黄色いお花もたくさん。


で、横岳っていうのが、今回のテーマでして。
私の苦手(というか恐怖)とする‘三点確保’なところ。
んでもって、いきなり出てくるんだもんなぁ。
‘カニの横ばい’と言われるクサリ場。
道(と言っていいのか?)幅は、50㎝くらい。
右側は岩。左側はなにもない。えっ?
鎖につかまって渡れるのって、安心なような、
「鎖が抜けたらどうしよう」と余計な不安があるような。
いや、実際はそんなこと考えてる余裕はなかったですが。
前を行く‘お師匠さん’のアドバイスのおかげで、
なんとか固まらずによろよろと進んで行くと。
岩の合間に‘窓’のようになった部分がぽっかりと。
ここで岩の裏っかわに移れとか言われても。
えーっと、右側も左側も‘なにもない’んですけどぉ。
しかし、こんな岩の上でぼーっとしてもいられず、
しかたなく岩を乗り越え、反対側へ。自分の足がジャマ。
反対側に行ってしまえば、楽でした。あーよかった。
‘お師匠さん’は、
「ここが終わっちゃえば、あとは平気だから」
などと、けろけろっと言ったものでしたが、
この後も、クサリ場とハシゴが続く・続く・・・
微妙にダマされた感じがしなくもないんですが、
確かに、この後は別に怖くはなかったので、良しとします。
でも、この横岳周辺、1枚も写真撮ってなかったことに
後から気づきました。やっぱり余裕なかったんだなぁ・・。

で、↑これはどこから撮ったんだろう?
赤岳途中から見た横岳か?
でも、横岳にしては、ざくざくしてないし・・
なんか、お山の形とか特徴とか、覚えられないんだよねぇ。
山頂から見える山並みとかでも、
「あれが○○岳で・・あれが○○山で・・」とか
いっぱい説明してもらうんだけど、ちーっとも頭に入らない。
間違いなくわかるのって、槍ヶ岳くらいだ・・。
ともかくも横岳から赤岳へ。
ただの登りであれば、もういくらでも登れる気分でした。
恐れていた雷にも遭うことなく、赤岳頂上小屋へ到着~。

左側が小屋の壁、
向こう側のざくざくと物がつきささってるのが赤岳山頂。
夕方頃に遠雷はかすかに聞こえましたが、
結局、赤岳には雷も夕立もなく。
日没頃の雲がねぇ、たまらなくきれいでした。


赤岳頂上小屋の方々、すんごい感じよくて、
コーヒーも美味しくて(なぜか、かっぱえびせん付き)、
岩だらけだったけど、最後はのほほんと終われた一日でした。
(20:00頃にはみえなかったんだけど、
もっと遅い時間に星がみえたらしい・・あぁ、残念。)
by namit100
| 2005-08-09 23:32
| 山をあるく
|
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仕事と育児に追われる毎日にウルオイを!求めつつもちっとも更新できてませんブログ byなみ
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