八ヶ岳へその1:稲子湯~本沢温泉
まさか、八ヶ岳なんてとこを、重たいザック背負って、
えっちらおっちら足で登ることになろうとは。
自分としては、八ヶ岳といえば、そりゃもう、
‘高原リゾート’のはず、だったのに。
しかも、今回は、南八ヶ岳の縦走コース。
原生林や池が美しいという北八ヶ岳とは違い、
岩々しいところを本気出して、がつがつ登るらしい。
どうしてこんなことになってしまったんだろう?
・・・そんなことをつらつらと思いつつ向かった八ヶ岳。
JR小海線の松原湖駅で降りて、バスに乗ること30分。
「稲子湯」から二泊三日の山行が始まったのでした。
↓やる気のないまっぷ。こんな感じでまわりました。

「今日はほとんどずっと林の中だよ」という
‘お師匠さん’の言葉通り、木の生い茂る道へ。
はじめは何度か林道?と交差したりしながら進みます。
見晴らしはないけれど、きつい陽射しもなく、
木や草、苔の緑と、地面の茶が心地いい登山道。

途中からは、沢沿いの道が続きます。
ざざ・・っという水音、ひんやりとした水の感触。

あぁ、こういうとこ、大好き。
ちっちゃい頃、祖父に連れられて行った山中で、
沢に出会うと飛びあがって喜んでたなぁ。
林の中で。
・苔むした倒木。

・きのこ。

あちこちきのこだらけでした。
ベージュ・うす茶・ピンク・・などなど、何種類か。
これは、黒っぽくて、やたらと大きかったです。
食べたら死ぬのかな・・・。
・銀竜草(ギンリョウソウ)。

これは、本来は全身が透明がかったまっ白の、
ちょっと不気味ともいえる植物ですが、
少しお年を召しておられたようで、透明感もなく。
(本来はこんな感じです。[Botanical Garden さま])
・苔の一種なのかなんなのか。

ちょっと葉っぱの感じが‘アスタリスク’に似ている・・
と言ったら、微妙な顔をされました。
・トロッコのレール跡。なにを運んでたんでしょうね。

・途中のみどり池。

池はどうということもなかったのですが、
水面にしらびそが映っていたのがきれいでした。
***
さて、この辺までは、ほんとにすばらしく楽しくて
幸せ~な気分で歩いておりましたのですが。
いつしか、じわじわと立ちこめる暗雲(比喩ではなく)。
そうだった、私はお山では雨女だったんだ・・。
しかも、同じく「山で雨女」自己申告者が
自分以外にも2名ほど同行しているんだった・・。
最初は、左側のほうの遥か遠くで「ゴロゴロ~」
それが徐々に近づき、気がつくと、正面から聞こえてくる。
・・って、私ら、雷に向かって歩いてるんですか!?
・・えぇ、その通りでした。
ちょっとこれ、ヤバイ、と思ったとき、ざざざっと降り出す雨。
雷はどうやらすぐそこにいる気配。光と音の間隔が短すぎる。
「木から3m以上離れて」と言われても、物理的に不可能なんすけど。
「ピッシャン、ガラガラッ」の中で、うずくまること5分ほどで、
どうにか雷をやり過ごしたのでした。やれやれ。
夕立で沢も濁流になっておりました。

それから30分ほどで、1日目のゴール「本沢温泉」に到着。

山の中で温泉に入れるって、幸せです。
小屋から少し離れたところに野天風呂もあるのですが、
混浴だということで、やめといて、内湯に入りました。
男女別の内湯は、木づくりの小ぢんまりした浴室に
どでかい湯船がどんとあるだけですが(石鹸等は使用不可)
少しぬるめの源泉そのままというお湯が気持ちよかったです。
20:30 消灯後は真っ暗けっけになるというので、
ちょっと慌しかったけれど・・。そんな感じで1日目、終了です。
えっちらおっちら足で登ることになろうとは。
自分としては、八ヶ岳といえば、そりゃもう、
‘高原リゾート’のはず、だったのに。
しかも、今回は、南八ヶ岳の縦走コース。
原生林や池が美しいという北八ヶ岳とは違い、
岩々しいところを本気出して、がつがつ登るらしい。
どうしてこんなことになってしまったんだろう?
・・・そんなことをつらつらと思いつつ向かった八ヶ岳。
JR小海線の松原湖駅で降りて、バスに乗ること30分。
「稲子湯」から二泊三日の山行が始まったのでした。
↓やる気のないまっぷ。こんな感じでまわりました。

「今日はほとんどずっと林の中だよ」という
‘お師匠さん’の言葉通り、木の生い茂る道へ。
はじめは何度か林道?と交差したりしながら進みます。
見晴らしはないけれど、きつい陽射しもなく、
木や草、苔の緑と、地面の茶が心地いい登山道。

途中からは、沢沿いの道が続きます。
ざざ・・っという水音、ひんやりとした水の感触。

あぁ、こういうとこ、大好き。
ちっちゃい頃、祖父に連れられて行った山中で、
沢に出会うと飛びあがって喜んでたなぁ。
林の中で。
・苔むした倒木。

・きのこ。

あちこちきのこだらけでした。
ベージュ・うす茶・ピンク・・などなど、何種類か。
これは、黒っぽくて、やたらと大きかったです。
食べたら死ぬのかな・・・。
・銀竜草(ギンリョウソウ)。

これは、本来は全身が透明がかったまっ白の、
ちょっと不気味ともいえる植物ですが、
少しお年を召しておられたようで、透明感もなく。
(本来はこんな感じです。[Botanical Garden さま])
・苔の一種なのかなんなのか。

ちょっと葉っぱの感じが‘アスタリスク’に似ている・・
と言ったら、微妙な顔をされました。
・トロッコのレール跡。なにを運んでたんでしょうね。

・途中のみどり池。

池はどうということもなかったのですが、
水面にしらびそが映っていたのがきれいでした。
***
さて、この辺までは、ほんとにすばらしく楽しくて
幸せ~な気分で歩いておりましたのですが。
いつしか、じわじわと立ちこめる暗雲(比喩ではなく)。
そうだった、私はお山では雨女だったんだ・・。
しかも、同じく「山で雨女」自己申告者が
自分以外にも2名ほど同行しているんだった・・。
最初は、左側のほうの遥か遠くで「ゴロゴロ~」
それが徐々に近づき、気がつくと、正面から聞こえてくる。
・・って、私ら、雷に向かって歩いてるんですか!?
・・えぇ、その通りでした。
ちょっとこれ、ヤバイ、と思ったとき、ざざざっと降り出す雨。
雷はどうやらすぐそこにいる気配。光と音の間隔が短すぎる。
「木から3m以上離れて」と言われても、物理的に不可能なんすけど。
「ピッシャン、ガラガラッ」の中で、うずくまること5分ほどで、
どうにか雷をやり過ごしたのでした。やれやれ。
夕立で沢も濁流になっておりました。

それから30分ほどで、1日目のゴール「本沢温泉」に到着。

山の中で温泉に入れるって、幸せです。
小屋から少し離れたところに野天風呂もあるのですが、
混浴だということで、やめといて、内湯に入りました。
男女別の内湯は、木づくりの小ぢんまりした浴室に
どでかい湯船がどんとあるだけですが(石鹸等は使用不可)
少しぬるめの源泉そのままというお湯が気持ちよかったです。
20:30 消灯後は真っ暗けっけになるというので、
ちょっと慌しかったけれど・・。そんな感じで1日目、終了です。
by namit100
| 2005-08-09 23:20
| 山をあるく
|
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仕事と育児に追われる毎日にウルオイを!求めつつもちっとも更新できてませんブログ byなみ
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