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0922 [ロッテM-ソフトバンクH @千葉マリン]

お出かけして、帰宅が0時を過ぎた。
いつ以来? と思うほど、久々な気がする。

********

・出遅れた。球場到着20:00って・・・出遅れすぎ。
 いや、普段は到着がこんな時間になるんだったら、
 そもそも球場に行かないんだな。
 こんな、ふらふらよれよれだったら、なおさら。
 しかし、今日ばかりはそーいうわけにもいかないのだ。

 レギュラーシーズンの千葉マリン最終試合。
 シーズン1位通過への可能性を賭けた試合。
 そして、初芝さんの引退試合(暫定)。


・長ーい階段を駆け上がってスタンドに入ったら、
 いきなり正面に花火のお出迎え。
 いや、そりゃきれいさ~。今シーズンの最後だよ。

 しかし、しかーし、私の見ていなかった5回までに、
 直行さんが大花火大会を開催していたことを知って、
 胃がぐるりとねじれるような感覚に襲われました。
 ほんとうに、一瞬泣きそうになりました。
 こんなことなら、携帯で経過をチェックして、
 心の準備をしておくんだった、と後悔してもしかたないけど。

 でも、意味なくアキラメナイ根性だけは、どーも身についたらしい。
 ねじれた胃のあたりから、それでもまだ4イニングもあるよ、と、
 小人さん(誰?)がささやいているような気もしていたのでした。


・マウンドには、ソックスの長い小宮山さん。
 きっと、期するところはあったと思う、思うけど、
 地味に失点。7回の1点が大変堪えました。
 いや、最初から観てる人は、
 それ以前にすでに堪えまくってたんだろうけど、
 私、失点の場面観たの、7回の1点だけだから・・・。


・今日の初芝さんの出番は、早かった。
 6回裏、代打で登場です。今日もすさまじい歓声と拍手。
 ファウル打っても大歓声。見逃しストライクでも大歓声。
 そして3球目、死球で飛び交うブーイングとそれを上回る大歓声。
 もも上げ(?)で一塁へ走る初芝さん、かわいらしすぎ。
 さすが、みんなの喜ぶツボを、よく心得ていらっしゃいます。

 続いての代打・堀さんも四球で、二死満塁。神通力です。
 が、西岡選手はセカンドゴロ・・・それはしかたない、
 しかたないけど、‘若手の成長’を喜びつつ引退を決めた初芝さんに
 もっと成長を見せてほしかったんだ。それが、残念。


・最後のほうは、アキラメナイ根性だけで、試合を観てました。
 高木投手は、昨日に引き続き、ナイスピッチング! だし。
 6点差で9回裏になっても、まだ「なんとか追いつけ」と。
 延長戦? 上等上等。11時になろーが、日付が変わろーが、
 最後まで観るわよ、こっちは、なんて、本気で思ってました。
 こんな私に誰がした。自分で自分が気持ち悪い。


・しかし、試合は結局そのまま。マリーンズ、負けました。
 この4連戦、「負けたら意味がない」の言葉が多く聞かれました。
 初戦で勝って「明日負けたら、意味がない」
 2連勝して「明日負けたら、意味がない」
 3連勝して「明日負けたら、意味がない」
 ・・・毎日毎日、勝たなきゃ、意味がない、という中で、
 最後の1試合に勝てなかったマリーンズ、負けなかったホークス。
 それが、今の3ゲーム差ということなんだろうと思います。
 でも、まだあきらめません。あきらめられるわけがないのです。


・試合後に行われた、初芝さんの引退セレモニー。
 (たぶん、そのためにホークスのヒーローインタビューが
  流れなくって、ホークスファンにはごめんね、だけど)
 球場の照明が落ち・・・
 「四番・サード 初芝」のコール・・・
 スタンドの「はっつしば~」大合唱・・・
 そして、光の中に、初芝選手が登場しました。

 グランドの真ん中に立ってのごあいさつ、最高に素敵でした。

 「プレーオフを勝ちぬき、
  日本シリーズを制して、という
  最後の夢が残っております」

 そうだよね、最後まで一緒に戦うんだよね。

 初芝家のおちびちゃんが、どーも興奮気味なのか、
 走りまわり、転がりまわっているのを観ながら、泣き笑い。

 えらく照れくさそうなお顔がスクリーンに映り、胴上げ。
 優勝して同じ光景を見せてね、と思いながら、泣き笑い。

 場内一周する初芝さんに、白い紙テープが投げられます。
 初芝さんがライトスタンド前にさしかかった瞬間、
 まるで滝のようにライトスタンドから流れ込む紙テープ。
 とても感動的な光景なのに、
 「春雨みたいだなぁ・・・」などと思いながら、泣き笑い。

 なんだか、泣き笑いばっかだったよ、セレモニー。

 最後までいてくださったホークスファンのみなさまには、
 にわかファンの自分からも、感謝です。ありがとう。


・その後は、「今シーズンを振り返って」の映像上映会。
 ダイジェスト、と銘打っていたわりには、えらく長かった。
 しかし、DJさん、生語りだったんですね。お疲れさまです。
 あの‘26得点’も、もう半年前だなんて。
 まるで、昨日のことみたいな気分で、映像を観ていました。

 その上映会の間、ライトスタンドでは、紙テープ回収作業中。
 たくさんの紙テープが、ライトスタンドに‘ずるりん’と
 手繰り寄せられている様子が、ますます春雨ちっくでありました。


・帰り際、マスコットさんたち総出で、お見送り。
 クールくんに間近で会ったのは初めてだったのですが、
 思った以上にちっちゃくて、ちょっとびっくりしました。
 身長、自分とそんなに変わらんっす。
 映りの悪い携帯カメラで、お一人様1ショットずつ、
 記念撮影させていただきました。ありがとう。


・帰ってきてから知ったのですが、自打球当てた城島さん、
 骨折されていたそうですね・・・
 尋常じゃない痛がり方だったので、びっくりしてたんですが、
 まさか骨折とは・・・担架なしで下がって大丈夫だったんかな。
 ここまできて、プレーオフも日本シリーズも(もし行けば、だけど)
 出られないなんて、さぞかし悔しいのではないでしょうか・・。

 しかし、担架がベンチから出てきたときに拍手していた人たち。
 (私の見えた範囲で2人ほどいた、遠くからもぽつぽつっと聞こえた)
 胸に手を当てて考えろー。
 なにが嬉しいんじゃ、なにが楽しいんじゃ。
 そんな心で、マリーンズを応援してくれるな。


********

観戦後記かじょうがき

・この4連戦、なんだかんだ言いながら、3試合行きました。
 が、カメラ持ってった試合が、ひとつもない・・・。
 まぁ、忘れたとかいうのもあるんですけど、
 もし持って行ってても、写真を撮る気分でもなかったかな。

 元々、球場で写真を撮る習慣がなかったのを、
 今年はちょっとチャレンジしたりして、だいぶ慣れてきたけど、
 やっぱり(ここぞという場面は特に)カメラのレンズ越しではなく
 自分の目で観ていたいのかもしれません。

 ここの記事をご覧になってくださる方には、
 写真のひとつもなく、だらだら文章が書いてあるだけで
 味も素っ気もへったくれもなくて申し訳ないのですが・・・


・明日、仙台行こうと思っていたのですが、ダメでした。
 祝日なのでフツウにデーゲームだと思って
 「行く行く~」とか言ってたら、ナイトゲームだとはっ!
 よく確認しないとイカンですね。

 っつーか、これで明日デーゲームだったら、
 マリーンズの選手、壊れちゃいそう・・・。



# by namit100 | 2005-09-23 02:12 | 観戦かじょうがき

0921 [ロッテM-ソフトバンクH @千葉マリン]

ふらふら、よろよろ、べこべこ、もぉ倒れそう。
でも、嬉しいの。ふふふ。

********

・もう、ふらふらな一日だったんですが、
 気がついたら、夕闇の幕張本郷に降り立っていました。
 もう、自分でもなにがなんだかわかりません。
 わかんないけど、行くしかない。行くしかないけど、よろよろだ。


・今日は、久々に空いている千葉マリン。
 なんでこんなに空いている? と思いつつも、
 体力的には大変ありがたい。
 いや、空いているといっても、声援は大きい。とても。


・着いた時には3回裏。スコアは0-1。
 田之上投手の前にノーヒットのマリーンズ打線。
 今日はよろけ気味のセラフィニ投手。
 しかし、私が千葉マリンに向かっている頃、
 無死満塁を1点で切り抜けたという。そりゃ、すごい。

 んで、5回表、ランナー挟んでアウトとかいうラッキーもあり、
 最後、バティスタ選手の大飛球をオオツカアキラ氏が捕った瞬間、
 それは超ファインプレーとまではいかなかったけれど、
 「この裏、絶対マリーンズに点入るよ」と、
 根拠のない確信がもくもくと湧きあがるには十分なプレーでした。


・私の根拠のない確信は、けっこう当たるんだよー。
 その5回裏、先頭のサブローさんが、今日もチャンスメイク。
 次のフランコ選手、弾丸ライナー! ホームラン!
 ・・で、ここまでノーヒットの打線が、2安打でさっさか逆転。
 さらに連打、橋本さんは貫禄の四球、一死満塁。
 それでも田之上投手は交代にならないのか・・?と思っている間に
 心配だった西岡選手が、初球をタイムリー。わははー。


・ここにきて、やっとこピッチャー交代です。
 んで、マウンドに上がった佐藤投手、の初球。

 絶叫しました。はい。

 堀さんが満塁ホームランだなんてっ。

 もぉ、「すごい、すごい、すごぉぉいっ」しか、言葉出ませんよ。
 だって、ほんとにすごいんだもん。
 いつも「いまひとつ信用できない」とか言っててゴメンよぉ、堀さん。

 そして、スコアボードには、燦然と輝く「7」の数字。
 さらに連打、今江さんのタイムリーで、この回8得点ですってよ。
 おーい。いったい、あなたたちには、なにがとりついている?


・そして、目の前で大輪の花火がどんどこと打ちあがる~。
 この幸福感といったら・・・なんて言ったらいいんでしょうねぇ。
 なんとも言いようがないですわねぇ。
 今日のこの5回裏という1イニングを、一生忘れない。
 ・・なんてね、本気でそう思いましたよ。なんかへんなテンション?

 しかし、甘かった。
 今日は、このテンションのまま終わるゲームではなかったのでした。


・7回あたり、ベンチ前で小坂さんと初芝さんがキャッチボール。
 「あー、小坂さんが守備に入るんだな」と見ていたんですが、
 「いや、もしかしたら初芝かも」「はつしば~、はつしば~」
 という声が周囲でもあがってきます。みんな期待で目ぇ輝いてます・・。

 当の初芝さん、内野2階席までボールを投げ込み、
 「肩イタタタ・・」のポーズで笑いを誘ったりしてましたが、
 ますます大きくなる「はつしば~」の声。出る? 出る?
 どーも、このへんから試合の趣旨が変わりそうな予感が。


・8回表、ちょっとプレーが雑になってるかも?
 3人で追いかけた打球を、誰も捕れなかったり、
 (どう考えても、誰か捕れただろー)
 一塁側へのファウルフライを追いかけていなかったり。
 (このフライ、スタンドには入りませんでした)

 この点差、この展開でも、こーいうとこは、きちっとやってほしい。


・そして、8回裏。
 小坂さんが打席に入るときに、妙などよめきが・・
 おぉ、ネクストバッターズサークルに、初芝さんがっ。
 出るよ、出るよー、代打初芝さん。
 という空気読んで、小坂さんはさっさかフライでアウト。
 (かわいそうに・・・)

 「代打・初芝」のコールに沸き
 「おぉっ、ゲッツー」とショートゴロに沸き
 「エラー」でオールセーフになって沸き
 ・・・なにやっても沸きまくるスタンド。

 あ、なんかやっぱり試合の趣旨が変わってきてるかも・・。
 ついさっき、「一生忘れない」と思ったはずの5回裏の攻撃すら、
 彼方へ飛んでいきかねない‘初芝さま劇場’っぷりでした。


・仕上げの9回表。
 今日は何点差であれ8回終了時点でリードしていれば、
 コバマサさんが出てくるのではと、私は予想してたんですが、
 やってきたのは小宮山さんでした。
 そうか、気がつけば10点リードしているのだ。

 で、サードの守備につく初芝さんに、また沸きあがるスタンド。
 っていうか、
 マウンドには、小宮山さん
 サードの守備位置には、初芝さん
 打席には、代打の大道さん
 ・・・って、なんというか、
 ‘盆と正月がいっぺんにやってきた’みたいな取り合わせだな、うん。

 「大道、サードだっ、ファウルフライを上げろっ」
 「サードゴロでもいいぞ」
 「そっちじゃない、サードだ、サード!」
 ・・・なんか、周りも言いたい放題。
 しつこいようだが、試合の趣旨が・・・
 (とか言いつつ、楽しくもあり、名残惜しくもあり)


・ヒーローインタビューの今江選手の笑顔、最高でした。
 意識朦朧としてて、何言ってたんだか思い出せないけど・・・。
 (ごめん、今江さん)

********

ここまできたら、明日も「あきらめない」、それだけです。
初芝さんの‘引退試合’(暫定)に、恥じないゲームにしましょう。
直行さんと一緒に、勝利のタオルをまわすことができますように・・・。
明日もふらふらと駆けつけます~。



# by namit100 | 2005-09-21 23:58 | 観戦かじょうがき

胸いっぱいの試合はつづく。

いやもうですね、・・・まだ心拍数、すごいことになってます。

えー・・9回表一死の時点で21:10くらいだったんで、
21:30に放送終了の千葉テレビだけど、
今日は里崎さんのお立ち台がちゃんと中継で見られるー、とか
(勝手に里崎さんだと決めつけつつ)ウキウキしてたら。

コバマサさん、2連打を浴びまして・・・
まぁ、ここまでは‘お約束’の範疇ではあるのですが、
さらに本間選手に打たれて1点取られる~、で、まさかの降板。
ここから、試合終了までは、なんというか・・・
もぉ、心筋梗塞になりそうでした。ほんとに。救心くれ、救心。
諸積さんが最後のボールを捕った瞬間、くずおれましたよ・・。

しかも、コバマサさんがべきべきしてくれちゃったおかげで、
満面の笑顔の里崎さんがお立ち台に上がるところで
放送時間終了しちまったじゃないかー。ぐすん。

いやしかし、昨日も、球場で「来てよかったよ~」という
感涙モノの試合だったんですが、
今日も「球場にいる人うらやまし~」な、アツくるしい試合でした。

序盤にぼこぼこ打たれた(らしい)ものの、
松中さんの2本のホームランの得点に抑えた俊介さん。

四番目の打者として、チャンスをつくったサブローさん。

「前のサブローが打つ限り」とタイムリーで続いた里崎さん。

今日もすばらしい2点タイムリーで、ガッツポーズを見せた福浦さん。
(倉持氏が「鳥肌が立った」と2回も言っていました。)

打球が当たりながらも、落ち着いてボールを処理していた
小野さん、薮田さん。
(藤田さん、コバマサさんも含めて、4人とも連投です。)

よく投げ、よく守り、打つべきところで打ち、勝ちました。

初芝さんも、ベンチに戻ってくる選手をどどーんとお出迎え。


千葉テレビでの中継は今日で最後だからというのもあるのか、
今日は実況さんも、ちょっとばかりアツくなってました。
なんだか、途中かみまくったりして「アワアワ」言ってるし。
しきりに「4タテ、4タテ」言うてはりました。
倉持さんも、やっぱ、ちょっとばかり力入ってたような。


マリーンズの公式サイトさんで募集している
‘あなたが選ぶベストゲーム’、今日が募集締切りですが、
今の時点では、今日が‘ベストゲーム’だと、私は思います。
でも、明日も、明後日も、その次の日も、毎日毎日、
「今日の試合がベストゲーム」と思えるような戦いを続けてください。
この胸いっぱいな気分を、最後まで味わわせてください。
その果てに優勝やら日本一やらがあるのかどうか、
それはわからないけれども。
あきらめない。ただそれだけだ。

********

あ、今日の中継にもちらっと映ったので思い出したんだけど。
昨日、球場で出てきたM☆SPLASHさんの一部に、
↓このバージョンが復活してました・・・うーむ。
胸いっぱいの試合はつづく。_b0008526_22233514.jpg



# by namit100 | 2005-09-20 22:24 | 野球をみる

0919 [ロッテM-ソフトバンクH @千葉マリン]

ひゃぁ、暑かったです。
家を出る時から、もぉ暑くてぼーっとしてたら、カメラ忘れた・・・。

********

・けっこう長いこと千葉県民やってるのに、
 まだ一度も千葉マリンに行ったことがない、という両親。
 来年から県外に移転するかも、なので、
 最初で最後かもしらんし、なんとなく誘ってみたんだけど。
 いやぁ、こんな暑い日でゴメンって感じですわ。


・そんなわけで、本日の観戦は、なんとなく、
 滅多に座らないバックネット裏の‘いいお席’にしてみました。
 いつも遠くから見てるのでわからなかったけど、
 ‘いいお席’のみなさんも、けっこう激しいことを知りました。
 っつーか、日当たり良すぎ。あちー。

 父と野球を観たことはあるけれど、母とは初めての球場観戦。
 というか、母は、前回行った球場が「後楽園」だそうで(何年前だ?)
 いきなり「え?外野じゃないの?ホームランボール捕れないじゃない」
 などと大胆な発言をしてくれて、私は内心ひーひー笑っておりました。

 「別にどっちが勝ってもいいんだけど」と言いつつ、
 「王さんが見たい」と言い、試合前の花束贈呈で拍手してたり、
 「この人はがんばってるから」と、城島さんのホームランに拍手したり、
 「打球に目が追い付かない」「ゲッツーを生で見てみたい」と言ったり、
 ・・している母を見るのは妙に新鮮で、なんだかかわいかった。

 まぁ、いろいろあったんですが、貴重な体験?になったようで・・・。


・緑色のタオル持った人がいっぱいいる~。
 あのタオルはなに? 新商品? 「グリーンガム」とか書いてあるし。
 けっこう色がかわいくて、ほしい~と思ったんだけど、売ってないし。
 ・・・と思ったら、今日の先着10000名さまプレゼントだったのか・・。
 12:20頃に球場について、先着10000名に入らないっていうのは、
 そんだけお客さんがいるってことで、まぁ、喜ばしいことなんだろうな。
 が・・あのタオル、ちょっとかなりほしかったっす・・・。


・バックネット裏の真ん中あたりで、試合中、ずーっと、
 女子高生さんたちの撮影みたいのが行われていたんだけど、
 あれはなんだったんだろう?
 マリーンズのタオルとか、首にかけてたなぁ。


・試合のほうはといえば、序盤に城島さんの2本のホームランなどで
 いきなり0-5。
 しかもマリーンズは、直後の無死2、3塁で点が取れないという、
 「あぁ、またか・・」ぶりで、もぉ、どーしよーどーしよー。
 んが。前夜に「メイプル戦記」を読んでいた私としては(?)
 ここであきらめる気には、さらさらなれなかったのであります。
 まだあと6回残っているのです。
 斉藤和巳さんは、もはや「負けない人」ではないのです。


・そして、その思いにこたえてくれたかのように、4回裏、
 サブロー選手・フランコ選手の連打で、すぱっと1点入ります。
 おー、ヒット2本で1点だよ、むちゃくちゃ効率的じゃん。
 さっきの残塁はなんだったのだ。
 と思っている間にスンヨプさんのホームラン。パスクチさん、内野安打。
 で、「フォアボールでいいよ~」と言っていたら、
 橋本さんはタイムリー!
 おぉ、効率的だ、あまりに効率的に1点差まで追い上げてしまった。
 さて、次の1点は、どちらに?


・続く5回、コバヒロさんは打球を受け、連打も浴びて降板。
 出てきたピッチャーは・・・小野さん。無得点に抑えました。
 もう、こーなったら、小野さんに勝ちをつけたいじゃぁないか。
 っていうか、ほんとにほんとに勝ちたいじゃぁないか。
 そんな祈るような気持ちに、
 今日はほんとに打線がこたえてくれたのでした。
 5回、またもサブロー選手・フランコ選手2人だけで、同点に。
 6回には、一死満塁などという、
 マリーンズ的には点の取れそうな取れなさそうな場面から
 福浦さんの逆転タイムリー。

 あぁ、あきらめなくてよかった。
 しかし、こんなのが、まだあと3試合も続くんだなぁ・・。
 長いような短いような、直接対決、残り3試合。緊張は続く。


********

ほんとはもっともっといろんなことがあったはずなんだけど、
妙に胸がいっぱいで、書けるようで書けない、今日のかじょうがき。

そして、帰宅してみたら、衝撃のニュース。

初芝さん、引退・・・・・・・・・・・・・

そーか、そーだったのか。
今日は、試合後のお出迎えにもいなかったのは、そーいうことだったのか。
いや、そーいうことなら、逆にいつも通りお出迎えしていてほしかった。

なんか、ますます・・・優勝、したいねぇ。


もうひとつ、対戦相手のホークスさんにも、
中内元オーナーの逝去、というニュースがあったんですね。
紆余曲折あったけど、中内さんなしに、福岡のホークスはなかったはず。
ご冥福をお祈りします。



# by namit100 | 2005-09-19 22:41 | 観戦かじょうがき

「笑え!」と「わはは」に泣かされた夜。

だいぶ前に、「きょうろぐ」さまで、
「おすすめの野球マンガ」の記事を募集!
という企画が行われていました。

自分は、野球マンガってあんまり読んだことなくて、
大御所「ドカベン」ですら、実は読んだことないし、
どんな野球マンガがあるのかも、よく知らないって感じで。
かろうじて「タッチ」はちょぼちょぼ読んでたけれど、
和也がいなくなったときに
「こんな‘邪魔者は消せ’みたいなやり方、あんまりじゃないか」
と、一人で憤慨しまくって、以後興味を失ってしまったし。

なので、「きょうろぐ」さまの記事へのコメントやTBを拝見しつつ、
へぇ、こんなのもあるのか~とか思ってたんです。
で、その中で、けっこう挙げられてたのが、川原泉さんのマンガ。

川原泉さんって、好きな人はものすごく好きなマンガ家さん、
というイメージがあって、以前からちょっと興味あったんですよ。
でも、本屋さんで文庫版を見かけて手に取ってみたら、
表紙の絵柄にも、裏に載っているあらすじにも、なんだか馴染めなくて
気にはなりつつ、結局読まないままになっていました。

まぁ、そんなこともあって、
おすすめしてる人が多いんだな~、読んでみよっかな~、
と一瞬は思ったものの、これもまたいつしか忘れていて。
それを昨日、突然ふと思い出して本屋さんに行ったら、
「甲子園の空に笑え!」の文庫版があったので、買ってきました。

絵柄はやっぱり私にはイマイチで、話の展開はむちゃくちゃで、
22歳の女性監督の一人称はなぜか‘わしら’で・・なんだけど、
のほほーんとした野球部員くんたちが無性にかわいいし、
たしかにけっこういいかも、こーいうの好きかも、とか思ってる間に、
すごい勢いで話は甲子園決勝まで進んでしまいました。
で、なんだかここらへんから、突如たちこめだした暗雲。

「わしらは栄冠とか優勝とか
 そんなもんに輝かなくてもいいんだな」

ここで、ふいに‘うるっ’ってなっちゃって。
そこから決勝戦が進むにつれて、どんどんうるうるしてきちゃって。
試合が終わって、最後の最後、

「-ああ
 楽しかったね・・・・・・」

これが決定打。ぽろぽろと涙がこぼれてしまって、自分でボー然。
ちょっと待て、この人のマンガって、泣いちゃうマンガなのか?
こんなにのほほーんとしたのん気顔ばっか出てくるのに、
なんでこんなことになるんだ?
全然、闘魂こめてでも、悲壮な戦いでもないのに
・・・いや、だからなのか?
なんだか、ショック。

で、まだボー然としながらも、
次に収録されている「ゲートボール殺人事件」を読んだら、
別に涙腺は異状なし。あーよかった。

ところが。その次、「銀のロマンティック・・・わはは」
こちらはフィギュアスケートのお話なんですが・・・
なにこれ? まじで号泣したんですけど?

「まぶしいね
 まぶしいね
 まぶしいね」

「愉快だね
 愉快だね
 愉快だね」

この言葉とともに描かれている絵は、完璧ギャグマンガなのに、
もうここから、ラストまで、ひたすら号泣ですよ。
今、思い返しているだけでも、うるうるきてますよ。
なんか、こーいうセリフに弱いのかね、私の涙腺は。
シリアスなことをシリアスに、ではなく、
のほほんなことをのほほんに、でも泣けてしまうものってあるのね。

っていうか、なんか悪いもんでも食べたっけ? というくらい、
声上げて泣いてました。やだ、もう。
30すぎて、真夜中に少女マンガで号泣するなんて、
こっぱずかしいことになろうとは、思いもしませんでした。
おそるべし、川原泉。

そんなわけで、私の初川原泉体験は、びっくり呆然モノでした。
しかも、深夜に号泣したのが悪かったのか、
今朝起きたら左目はモノモライになってるし。
眼医者さんで目薬もらってきたけど、
腫れてるわ、まばたきのたびにズキズキするわ、ツライ・・・。

もひとつ、「メイプル戦記」も読みたくてウズウズなんですが、
この調子ではモノモライが治るまでは読めそうもありません。
いや、治っても、深夜に読むのは控えなくては・・・。



# by namit100 | 2005-09-17 22:50 | 本をよむ

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