カテゴリ:山をあるく( 31 )




槍ヶ岳へ番外編:山で出会ったお花たち

なんだか異様にお花の写真を撮りまくってしまったので、
いくつかを載せてみることにしました。

ちなみに、お花の名前はちっともわかりません。
名前を教えてもらったものもいくつかあるのですが、覚えちゃいない。
相変わらず、記憶力やばすぎ。

「たぶんこんな名前?」というのだけ、書いてみました。
もし、「これ、名前わかるよ」という方がいらしたら、
教えていただけると嬉しいです。では、羅列の始まり。

******

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ホタルブクロ







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アザミ







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オニユリ








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by namit100 | 2005-08-22 21:32 | 山をあるく

槍ヶ岳へその3:槍ヶ岳~槍平~新穂高温泉

3日目、目覚めてみれば、またもやガス。
今日が最終日なので、ともかくも槍登り決行、なのですが、
当初の予定の4:30出発ではまだ周囲も暗くて、
濡れているはずの岩は危ないだろうということで、
日が昇った後の5:30頃の出発となりました。今日も1時間遅れです。

なんでこれだけ慎重なのかというと、岩初心者の私がいるから。
本当に、いろいろと気を遣ってもらい、支えてもらった槍ヶ岳行きだったのです。

というわけで、雨具も着こんで、もやもやの中、出発です。
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世の中、まっしろ。


前回の八ヶ岳、最後のほうは、ひたすら岩にうんざりして
過剰な恐怖心はなくなったのですが、
槍を上がっていくのはやっぱりちょっと怖かったです。
寒くて、手はかじかむし、鼻水出てくるし。
でも、後ろで‘お師匠さん’が「足場をしっかり固めて」と
何度も言ってくれているのを自分でも言い聞かせつつ、
もうとにかく必死に‘三点確保’で登りました。

人がいっぱいで渋滞しがちだったのですが、
その渋滞で止まっている間というのが、
けっこうありがたいような、一気に勢いで上がっちゃいたいような、
なんとも不思議な間でした。

頂上についた瞬間も、嬉しいんだけど、これから下りだと思うと
あまり余裕はない状態で。
なので、頂上で撮った写真はといえば、
カメラのケースが思いっきり入ってしまってるものばかりです。
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はじっこに赤いもんがちらちらしてるわ・・・はは。


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↑この小槍の写真(ぼんやりと見えているとがったのが小槍)、
頂上で撮った中で、唯一ケース写ってないやつです・・・。


頂上でもガスだらけだったので、展望がないのは残念でしたが、
これがもし晴れまくっていると、下が見えてしまって、
登り下りがよけいに怖いらしいので、これはこれで良かったのかも。

ところが、下っている途中で、またもまたも一瞬の晴れ間。

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うぉー、すばらしい眺め~。でも、めっちゃ怖いんですけど~。
(しかし、よくここで写真を撮れたなぁ、自分)

下りも、やや渋滞気味・・・というか、
下りは私が渋滞をつくっていたんだな・・とろくてゴメンナサイ。
半分涙目になりつつ、下りなきゃ帰れないので、またも必死です。
しかし、最後は開き直って、がんがん足を伸ばして下りてたら、
‘お師匠さん’が「ずいぶん慣れたね」と褒めてくれました。わーい。

無事に槍の肩に戻ってきたときには、本当に嬉しかったです。
同じく、初槍ヶ岳な同行者と抱き合って喜んじゃいました。
でも私、「槍ヶ岳に登ったぞ!」というより、むしろ、
「岩から解放されたぞ!」という喜びだったかも・・・。


その後は槍岳山荘でコーヒーで祝杯をあげて、一路下山です。


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槍平へと向かうジグザグの道を下りていきます。
ガスは一向に切れる気配がありません。
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槍平に近づいた頃には、雨もだいぶ降ってきました。
やっぱり雨女発動せずには終わらないようです。

道は、岩ごろごろ系の下り、中にはかなり大きい岩もあったり、
雨で岩がすべったりでちょっと歩きづらくもありました。
が、槍の穂先に行ってしまった後だからなのか、
なんか怖いものなくなったみたいな感じで、全然苦にならない。
自分でも気持ち悪いくらい、ほいほいと下りれてしまって、
ちょっとびっくりしました。おそるべし、槍効果。


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花が終わった後のキヌガサ草の群落を発見。
(咲いている時を見たかったー。すごく上品なお花なのです。)




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藤木さんのレリーフ。
っていうか、藤木さんって誰? と思いつつ、
レリーフの近くに説明のプレートもあったんだけど、
そこまで近づくのがめんどくさくて読まなかった・・・。
(後から聞くところによると、滝谷を最初に登攀した方らしいです。)


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滝谷出合では、ごうごうと豊かな水が流れていました。
写真は、滝谷出合から遠くに見える滝。


さらにがんがんと歩き、チビ谷・ブドウ谷と、
ひっそりとした標識を通りすぎると白出沢出合に出ます。

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白出沢からちょっと行ったところで登山道は終わり。
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あとは新穂高温泉に向かって、
暑い林道をただただ猛スピードで歩いていくのでした。


行く前には、槍の頂上まで行くのはやめとこうか、とか
いろいろ思ったりもしたのですが、行ってみたら、
けっこうやる気になってたんだなぁとわかりました。
やっぱり登ってみてよかったです。
登り下りで1時間くらいという短い時間だったけれど、
あれは不思議な緊張感に包まれた、なかなか得がたい体験でした。

で、ばりばりの山女とかではないおばちゃんとかが、
ツアーでひょいと来て、ひょいと登ってしまうような感じもあって、
安全のこととかを考えれば、そういうところに
否定的な見方ももちろんあるんだろうけれど、
その‘観光地’っぽさが、私にはとてもおもしろくもありました。

行ってよかったなぁ。もう1回行きたいかと聞かれると
うーん・・・と考えてしまうけれど。
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by namit100 | 2005-08-22 01:59 | 山をあるく

槍ヶ岳へその2:槍沢ロッヂ~槍岳山荘

2日目は、槍沢ロッヂから槍ヶ岳へ上がり、さらに南岳へ、という、
全部で11時間ほどの道のりを歩く予定だったのですが。

4時の時点で、昨夜の雨はあがっているものの、
だいぶガスが出ているということで、リーダーさんたち協議の結果、
とりあえず槍の肩まで行って、
・お天気がよければそのまま槍ヶ岳に上がる
・お天気が悪ければ槍の肩の小屋泊にして、夕方か翌朝に上がる
ということになりました。
天気が悪いと南岳に行く意味がない(展望がないから?)らしく、
それに今回のメインはあくまでも「槍ヶ岳」だからね、ということのようです。


そんなわけで、予定より1時間遅く5:30に槍沢ロッヂを出発です。
ほんとにガスだらけです。雨が降らないといいなぁ・・・。
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と思ったら、途中でふっとガスが切れました。
どこのお山かわかりませんが、本日初めて、くっきりはっきりな景色。
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うぉ、なんか晴れてきた? もしかして南岳も行けるかも?


しかしそんな期待をすると、途端に現れるガスたち。

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このあたりでは、川の流れは地下にもぐっているのか、
岩ごろごろの枯沢のようなところを左に見ながら歩きます。
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こんな石が降ってきたらどーしよー。

どうやらこの道は「槍沢大通り」らしいです。大通りって・・・。
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下を見おろせば、霧と弱い陽射しが混沌と。
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大きな雪渓に出会います。
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さらに進むと、道は雪渓沿いとなって、亀裂などもはっきり見えました。
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ちょこっとだけ、雪渓の上も歩きました。初体験です。
別段滑ることもなく、きしきしと歩きます。楽しい~。


が、次第に迫り来る岩また岩。
気がついたら、↓こんなことになっていました。
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うえぇ。

でも、別に危険なところもなく、ひょいひょいと登れるし、
岩だらけなのにお花畑がきれいで、のんびりと写真を撮ったりしながら
実はかなりうきうきと歩いていたり。やっぱり、楽しい~。

坊主の岩小舎(播隆窟)です。
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槍ヶ岳を開山したという播隆上人をまつってあります。
5回も登ったんだってー。
この人の場合は、ほんとに修行だったんだろうなぁ。


「黒岩」と大きく書かれた岩。そのまんまじゃん。
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そんなこんなで歩いていると、突然目の前の霧が晴れました。
そこに姿を現したのは・・・

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や、槍ヶ岳だっ。近っ。っていうか、ほんとに目の前だよ!

さらに霧が消え、よりくっきりとそびえる槍。

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興奮しまくり、写真撮りまくり、のミーハーな私。


・・・が。数分で再び槍の穂先は霧の中。
槍の肩(穂先の直下)にある槍岳山荘についた時には・・
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ガス・ガス・ガスで、そこにあるはずの槍は影も形もありません。
「お天気が悪ければ」の予定にのっとって、とりあえず
槍岳山荘の宿泊手続きをして、好天を待つことになりました。
この時点で、時間は11:30。おいおい、まだ午前中かい・・・。


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お、ここにも診療所が。


結局、ガスはどんどん深まり、時折霧雨っぽくなったりもしたので、
この午後はコーヒーやらビールやらを飲んだり、
談話室で本を読んだり、ごろごろしたり、と
非常にゆったりとした午後の時間を過ごしたのでした。

この山荘には、次から次へとじゃんじゃん人がやってきます。
大人数ツアーの人たちもいましたし、
このガスの中、槍の上まで上がった団体さんもいました。
で、夕食の時に食堂に入ってびっくり。すんごい広大。
しかもその広大な食堂にひしめくように人がいるのでした。

わさわさざわざわとした山荘で、ぼんやりと思ったのは、
「槍ヶ岳って、どうやら観光地なんじゃなかろうか」
・・・観光地にしては、ちとコワイような気がするけれど。

台風みたいな天候の中、しかも夜中にじゃんじゃん人がやってくる
富士山にもびっくり仰天しましたが、槍ヶ岳も負けてないかも・・。


さて、夕食を終え、日没直前に外に出て景色を眺めていたら。
気まぐれのように、またも一瞬霧がさぁっと晴れました。
思わず、「うぉ」って叫んじゃいましたよ。
同じように外をうろうろしていた人たちからも、歓声とどよめきが。

だって、だって。
↓こーんな風景が目の前にあるんですもの~。

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「こやり」ちゃんまで、はっきり見えてる~。感動。
でも、これを登るのかー。うむむむー。

しっかし、お天気よかったら、こんな景色がずーっと見えてたのかぁ。
そう思うと悔しいけど・・・でも、一瞬しか見えなかったからこそ
その一瞬の感動も大きかったのかもしれないよね。
そんなことを思いつつ、2日目の日没を眺めていたのでした。

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by namit100 | 2005-08-22 00:23 | 山をあるく

槍ヶ岳へその1:明神~徳沢~横尾~槍沢ロッヂ

岩はカンベン、といいながら、槍ヶ岳です。

今回のルートを、またもやる気のない、まっぷっぷーで。
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槍ヶ岳からさらに南岳というところへまわる予定でしたが、
天候などにより、南岳は結局行かず、オレンジの矢印ルートでした。

******

出発は、上高地から。上高地に来たのは初めてです。
初めてなのにあっさり通過して目的地は槍ヶ岳だなんて・・・
帝国ホテルがあってびっくり。っていうか、明らかにリゾート地。
ちょっと、私こんな格好で、なにやってるんだろー・・・。


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「河童橋」名前くらいは聞いたことがあるような。
フツウに観光地でした。たくさん人がいました。
明神への道を歩き始めると、散策マップが。
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うーん、私も‘散策’がいいなぁ。
このあたりはキャンプ地のようで、テントもちらほら。
こんな人通りの多いところで・・・。


明神岳が見えました。岩岩してます。
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明神に到着。
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ここまでの道は、散策仕様。
今日の目的地の槍沢ロッヂまでは、ずっとこんな道だそうな。
ラクといえばラクなんだけど、ちょっとじゃりじゃりしてて、
ある意味、山道のほうが歩きやすいかも。


明神館のりんごジュース。ジョッキで出てきます。
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500円は「たっけ~」と思いましたが、すんごく美味いっす。


道は梓川沿い、きらきらと美しい川を眺めつつ、「楽しい~」。
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徳沢に到着。診療所がありました。
訪れる人が多いんですね。
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八ヶ岳でも見かけた、私が勝手に「アスタリスク」と呼んでいる植物。
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そんなふうに見えません?


ゆるやかに登っているとは言え、道はほんとに林道っぽくて
しゃかしゃか歩けてしまうので、すごい勢いで横尾に到着。

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横尾大橋。
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ここまで上高地から明神・徳沢・横尾と、ほぼ1時間おきに
休憩ポイントがあるので、リズムも良くて、ペース配分がラクです。


横尾からは少し登山道っぽくなります。
ぬかるむところには、丸太で作ったかわいらしい通り道も。
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林の中では、八ヶ岳と同じように、きのこも多く見かけました。
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大量発生中。


さえぎるものがあったりなかったりの中をハイペースで進んで、
かなり暑くなったところで、道はいくつかの流れを横切ります。
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近づくと、さぁっと涼が吹きぬけて心地いいんです、これが。


途中で「槍見河原」というところを通りました。
お天気がよければ、槍ヶ岳が見えるらしいんですが・・・
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(この正面にあるらしいです。ガスでなにも見えません。残念)


一ノ俣という橋から、梓川の上流を見下ろします。
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こちらは、二ノ俣。
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ここから、最後はいきなり急になった道を登りきり、
本日泊まる槍沢ロッヂに到着です。

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なんと、お風呂がありました。
今回はお風呂なしの二泊のつもりでいたので、めっちゃ嬉しい。
温泉でもないし、湯船がぼんっとあるだけのお風呂なので、
お湯はいろいろ浮いててけっこうスゴイことになってましたが、
それでも、やっぱりお風呂はいいもんです。

しかし、不安なのは翌日のお天気なのでした。雨っぽい~。
雨女、発動? うむむ・・・。
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by namit100 | 2005-08-21 22:55 | 山をあるく

八ヶ岳へその3:赤岳~中岳~阿弥陀岳~美濃戸

3日目。あっという間に最終日です。

朝焼けから始まる一日。あぁ、やっぱりきれい。
残念ながら太陽そのものは見えませんでしたが。
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朝陽がやわらかくさしこむ、小屋の入り口。
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さて、さっそく赤岳を下っていきます。
赤岳の頂上直下から延々と続く岩場、クサリ場。
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うーん、これも途中で撮ったんだけど・・どこ?
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なんだかとんがっている中岳を越したところで、
ザックを置き去りにして阿弥陀岳に登るんだそうだ。
しかし、この阿弥陀岳って・・
正面から見ただけでも・・上のほう、岩しかないし。

はぁ。また、岩か。
登り始めたら、やっぱり岩々してるし。
なんつーか、もう「岩は間に合ってます」って気分です。
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しかし、お花はかわいい。
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いやもう、これくらいは楽しみがないと、やっとれんです。
・・というくらい、本当に岩にウンザリしてました。
あまりにウンザリしすぎて、もはや‘三点確保’も怖くない。
あれ? それって進歩してんのか? よくわかんない。


阿弥陀岳の頂上からの景色は、ばっちり。
下界まで見下ろせて、本当に美しいものでした。
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しかし、私の頭の中は「あー、また、あの岩降りるのかー」
と、ウンザリちゃんがささやいていたのでした。

阿弥陀岳を降りて、再びザックを背負い、いよいよ下山。
途中で、前日の横岳全貌を見渡すことができました。
「あそこを登ったのねー」という感慨もなくはなかったけど、
どちらかというと、
「あんなとこ登るなんて、絶対、頭オカシイよね」
って感じですね。と言ったら、笑われたけど。

「人はなぜ山に登るのか」
なーんて言葉が頭をよぎっちゃったり。
たぶんね、壮大なる自己満足なんだろうな、山に登るって。
山をこよなく愛したじーちゃんに、いっぺん聞いてみたかったな。

そんなことを思いつつ、ひたすら歩く下り道。
途中の行者小屋という小屋で飲んだ、
りんごジュースが美味しくて、元気100倍。
周りも林に戻ってきたし、そこからは快調な下山でした。
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後はもう、バスのある美濃戸口までがんがんに歩き、
下山後のお約束、温泉へ。

で、今回でわかったのは。
私、岩場が好きじゃないんだなぁってこと。
体力的には全然キツイわけでもなくて、
身体は余裕でついていくんだけど、
どーも心がついていかないんだな。
過剰な恐怖心はなくなったけど、岩場は楽しめない。
なんか、気持ちはどーでもいいままに、
足と手だけが進んでいくようなばらばらな感じで。

・・・というようなことを、お風呂あがりに
きゅうりをかじりながら‘お師匠さん’に話していました。
‘お師匠さん’は「別に決めつけなくていいんじゃない」
「肯定も否定もなく」と言ってくれてたけど、
やっぱり自分は1000mくらいまでのお山でごそごそしてるのが
合ってるんじゃないかって思うんだよねぇ。

・・・が。
帰ってきてみると、あのウンザリする岩場が
けっこう懐かしいような気がしている自分がいる・・あれぇ?
なんだろうなぁ、これって。
「人はなぜ山に登るのか」なんてちっともわかんないけど、
これって、きっと、山が好きなんだ。

なんだか、もひとつお山にはまってしまったような、
そんな気がする八ヶ岳行きでした。
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by namit100 | 2005-08-09 23:44 | 山をあるく

八ヶ岳へその2:夏沢峠~硫黄岳~横岳~赤岳

2日目。爽やかな(そして、ちと暑い)お天気の中、出発です。
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夏沢峠に向かって少し歩いて行くと、
登山道から本沢温泉の野天風呂が見えました。
明るい時に入ってると、みんなから見えるんだね・・。
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この日も、歩き始めは林の中の道。
ゆっくりゆっくりと歩いて、夏沢峠に。
ここには2つの山小屋が向かい合わせで建っていました。
こちらの小屋では、モモンガさんやヤマネさんが
常駐しているとのこと。会えませんでしたが。
(夜行性だから、夜にならないと出没しないのかも)
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もう一方の小屋でコーヒーをいただきました。美味しい。
ここで会った方が、
「今日も雷になるようですよ。早いとお昼前かも」
とおっしゃっていました。ちょっと不安・・・。

夏沢峠から、少し登ると森林限界に。
あぁ、林ともお別れです。ここからは岩岩なんですね。

・硫黄の成分の影響か、赤っぽい岩道。
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・硫黄岳の爆裂火口。
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・頂上の方を見上げると、ケルンが点々と。
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それにしても、岩すぎ・・と思っている間に硫黄岳頂上へ。
かなりガスが出ていて、展望はあまりありませんでした。
お天気も心配だし、ちゃちゃっと横岳へ向かいます。

・そんな岩道でのウルオイは、かわいらしいお花たち。
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・これはコマクサ。
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 硫黄岳から横岳への道すがら、
 このコマクサの群落があちこちで見られました。
 岩の斜面にかわいらしいピンクがよく映えます。


・黄色いお花もたくさん。
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で、横岳っていうのが、今回のテーマでして。
私の苦手(というか恐怖)とする‘三点確保’なところ。
んでもって、いきなり出てくるんだもんなぁ。
‘カニの横ばい’と言われるクサリ場。
道(と言っていいのか?)幅は、50㎝くらい。
右側は岩。左側はなにもない。えっ?

鎖につかまって渡れるのって、安心なような、
「鎖が抜けたらどうしよう」と余計な不安があるような。
いや、実際はそんなこと考えてる余裕はなかったですが。

前を行く‘お師匠さん’のアドバイスのおかげで、
なんとか固まらずによろよろと進んで行くと。
岩の合間に‘窓’のようになった部分がぽっかりと。
ここで岩の裏っかわに移れとか言われても。
えーっと、右側も左側も‘なにもない’んですけどぉ。
しかし、こんな岩の上でぼーっとしてもいられず、
しかたなく岩を乗り越え、反対側へ。自分の足がジャマ。
反対側に行ってしまえば、楽でした。あーよかった。

‘お師匠さん’は、
「ここが終わっちゃえば、あとは平気だから」
などと、けろけろっと言ったものでしたが、
この後も、クサリ場とハシゴが続く・続く・・・
微妙にダマされた感じがしなくもないんですが、
確かに、この後は別に怖くはなかったので、良しとします。

でも、この横岳周辺、1枚も写真撮ってなかったことに
後から気づきました。やっぱり余裕なかったんだなぁ・・。


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で、↑これはどこから撮ったんだろう?
赤岳途中から見た横岳か?
でも、横岳にしては、ざくざくしてないし・・
なんか、お山の形とか特徴とか、覚えられないんだよねぇ。
山頂から見える山並みとかでも、
「あれが○○岳で・・あれが○○山で・・」とか
いっぱい説明してもらうんだけど、ちーっとも頭に入らない。
間違いなくわかるのって、槍ヶ岳くらいだ・・。

ともかくも横岳から赤岳へ。
ただの登りであれば、もういくらでも登れる気分でした。
恐れていた雷にも遭うことなく、赤岳頂上小屋へ到着~。
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左側が小屋の壁、
向こう側のざくざくと物がつきささってるのが赤岳山頂。

夕方頃に遠雷はかすかに聞こえましたが、
結局、赤岳には雷も夕立もなく。
日没頃の雲がねぇ、たまらなくきれいでした。
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赤岳頂上小屋の方々、すんごい感じよくて、
コーヒーも美味しくて(なぜか、かっぱえびせん付き)、
岩だらけだったけど、最後はのほほんと終われた一日でした。
(20:00頃にはみえなかったんだけど、
 もっと遅い時間に星がみえたらしい・・あぁ、残念。)
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by namit100 | 2005-08-09 23:32 | 山をあるく

八ヶ岳へその1:稲子湯~本沢温泉

まさか、八ヶ岳なんてとこを、重たいザック背負って、
えっちらおっちら足で登ることになろうとは。
自分としては、八ヶ岳といえば、そりゃもう、
‘高原リゾート’のはず、だったのに。

しかも、今回は、南八ヶ岳の縦走コース。
原生林や池が美しいという北八ヶ岳とは違い、
岩々しいところを本気出して、がつがつ登るらしい。
どうしてこんなことになってしまったんだろう?

・・・そんなことをつらつらと思いつつ向かった八ヶ岳。
JR小海線の松原湖駅で降りて、バスに乗ること30分。
「稲子湯」から二泊三日の山行が始まったのでした。
↓やる気のないまっぷ。こんな感じでまわりました。
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「今日はほとんどずっと林の中だよ」という
‘お師匠さん’の言葉通り、木の生い茂る道へ。
はじめは何度か林道?と交差したりしながら進みます。
見晴らしはないけれど、きつい陽射しもなく、
木や草、苔の緑と、地面の茶が心地いい登山道。
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途中からは、沢沿いの道が続きます。
ざざ・・っという水音、ひんやりとした水の感触。
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あぁ、こういうとこ、大好き。
ちっちゃい頃、祖父に連れられて行った山中で、
沢に出会うと飛びあがって喜んでたなぁ。

林の中で。

・苔むした倒木。
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・きのこ。
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 あちこちきのこだらけでした。
 ベージュ・うす茶・ピンク・・などなど、何種類か。
 これは、黒っぽくて、やたらと大きかったです。
 食べたら死ぬのかな・・・。


・銀竜草(ギンリョウソウ)。
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 これは、本来は全身が透明がかったまっ白の、
 ちょっと不気味ともいえる植物ですが、
 少しお年を召しておられたようで、透明感もなく。
(本来はこんな感じです。[Botanical Garden さま])


・苔の一種なのかなんなのか。
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 ちょっと葉っぱの感じが‘アスタリスク’に似ている・・
 と言ったら、微妙な顔をされました。


・トロッコのレール跡。なにを運んでたんでしょうね。
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・途中のみどり池。
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 池はどうということもなかったのですが、
 水面にしらびそが映っていたのがきれいでした。

***

さて、この辺までは、ほんとにすばらしく楽しくて
幸せ~な気分で歩いておりましたのですが。
いつしか、じわじわと立ちこめる暗雲(比喩ではなく)。
そうだった、私はお山では雨女だったんだ・・。
しかも、同じく「山で雨女」自己申告者が
自分以外にも2名ほど同行しているんだった・・。

最初は、左側のほうの遥か遠くで「ゴロゴロ~」
それが徐々に近づき、気がつくと、正面から聞こえてくる。
・・って、私ら、雷に向かって歩いてるんですか!?
・・えぇ、その通りでした。
ちょっとこれ、ヤバイ、と思ったとき、ざざざっと降り出す雨。
雷はどうやらすぐそこにいる気配。光と音の間隔が短すぎる。
「木から3m以上離れて」と言われても、物理的に不可能なんすけど。
「ピッシャン、ガラガラッ」の中で、うずくまること5分ほどで、
どうにか雷をやり過ごしたのでした。やれやれ。
夕立で沢も濁流になっておりました。
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それから30分ほどで、1日目のゴール「本沢温泉」に到着。
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山の中で温泉に入れるって、幸せです。
小屋から少し離れたところに野天風呂もあるのですが、
混浴だということで、やめといて、内湯に入りました。
男女別の内湯は、木づくりの小ぢんまりした浴室に
どでかい湯船がどんとあるだけですが(石鹸等は使用不可)
少しぬるめの源泉そのままというお湯が気持ちよかったです。
20:30 消灯後は真っ暗けっけになるというので、
ちょっと慌しかったけれど・・。そんな感じで1日目、終了です。
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by namit100 | 2005-08-09 23:20 | 山をあるく

暑い、暑い、暑い、in 鋸山。

この週末、お山のリハビリ&自主トレのため
ひとりでこっそり伊豆ヶ岳に行くつもりでいたのですが。

数日前に突然、お山な先輩方と、
全然別の岩っぽい山に行くことが決定して、
「あー、やっぱ今夏のテーマは‘岩’なのか」と思っていたら。

今日になって、どうやらその方面は「雷雨」がくるらしい、
という予報を受けて、岩の山は取りやめになり。

気がついたら、鋸山に来てました。
マリーンズのアゴのルーキーさん一押しの鋸山です。なんで?
あ、ついでに、デジカメ持ってくるの忘れた。

ロープウェーでしか上にあがったことないし、
まぁ、標高差300mくらいで、私のリハビリとしては
なかなかいいかも・・・でも、心配なのは、この天候。
さんさんと降り注ぐ陽射しと、じわりとした蒸し暑さ。
どー考えても、夏に登るのに適したお山とは思えない。

・・などと思いながらも、ともかく登り始めたんですが。
いや、もう、暑いなんてもんじゃぁ、なかった。
さすがにハイキングコースに入ったら、
あまり直射日光は浴びずにすんだんですが、しかし、暑い。

暑さによれよれっとしつつ、
ひたすら汗とともに老廃物をじゃんじゃんと垂れ流しつつ。
汗出すぎて、タオルが絞れちゃった人もいましたよ・・。
私は‘アイスタッチ’という素材の帽子をかぶっていましたが、
途中で帽子を取ってみたら、髪の毛、水浴びたみたいになってました。
なにが‘アイスタッチ’だ、こら。
だいたい、山で水分を取らない私が、2時間半くらいの歩きで、
500mlのペットボトルを8割方飲んでしまうというのは異常事態です。

みんなして、
「なんか、身体の中がキレイになる気がするよねー」とか言っちゃって。
それくらいしか、いいとこ探しできないくらい、暑かった。
あ、上からの眺めは、素晴らしいですよ。暑くてどーでもよかったけど。

で、暑さもしんどかったけど、330mのお山だからとナメていたら、
実は、道もしんどかった。なにがキツいって、とにかく段々だらけ。
段々の道って、そんだけ足を高く上げなきゃいけないから、
普通の山道より格段に疲れるんだよねぇ。

登り始めから、いきなり延々と続く木段。
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石の段々。
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石の段々。
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石の段々。(しつこいって)
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石の段々。(もういいよ)
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しかも、この石の段々、なんか表面滑らかな石なのに、
ヘンに斜めだったりくぼんだりして、ついでに苔生えてたりして、
ぼけっとしてると、つるりんといっちゃうので、
下りはちょっと神経つかいました。

ともかく、汗だくになりながら下りてきて、
帰りに温泉に寄って、また汗だらだらになって・・・
老廃物撤廃キャンペーンのような一日でした。
やっぱり、夏に低いお山に行っちゃぁいけないね。

そういえば、下山口に「マムシ注意」と書かれてましたが、
マムシには出会わなかったものの、至近距離でヘビちゃん2匹と遭遇。
あの人たち(人じゃないけど)、暑くないんかねぇ・・・。
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by namit100 | 2005-07-31 23:10 | 山をあるく

はるかな尾瀬、遠い空。

デジカメの写真ファイルを整理していたら、
昨年7月に尾瀬に行ったときの写真が出てきて、
懐かしくなったので、ちょびっと載せてみます。

尾瀬といっても、もう7月だったので、
「夏が来れば思い出す~」で有名な水バショウは、
もういませんでした。あれは6月くらいだそうです。
別に好きでもないので、どうでもよかったんですが。

尾瀬は夏~秋にかけて、土日など非常に混み合うそうですが、
空いている平日を狙って行ったのでした。
その中でも、尾瀬の周囲では訪れる人が少ないという
燧裏林道’では、すれ違う人もほとんどいない状態でした。

林道といっても山道です。そして、すばらしいところでした。
「御池」というバス停から出発して
小規模ながら点在する湿原を歩き、新しい橋を渡り、
美しいブナ林を通り抜けて、迫力ある三条ノ滝をみて、
温泉小屋と呼ばれるところへ・・・という道を往復しました。
往復で6時間半くらいだったでしょうか。

湿原のワタスゲ。ほんとに一面に広がっていました。
(この写真、テンプレに使ってましたわ・・)
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湿原の中のかわいらしい池塘。
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三条ノ滝。落差は100mにもなります。
うーん、写真では大きさが伝わらないなぁ。
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次の日には、尾瀬沼畔から‘燧ヶ岳’に登りました。
まず「尾瀬沼山峠」というバス停から、
燧ヶ岳の登り口に行くまでに約1時間歩きます。
階段ばっかでちょっとツライ。

沼畔の分岐から、燧新道(長英新道)を登ります。
ここに登る登山道の中では、もっとも楽な道だそうです。
山頂まで3時間くらい。
下山するときには、途中から豪雨に見舞われ、
道が川というか、ほとんど滝状態でつらかった・・・。

尾瀬沼へと続く木道。
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尾瀬沼畔に建つ、長蔵小屋。
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燧ヶ岳山頂から見下ろす尾瀬沼。
トンボが多かった。端っこのゴミみたいのも、トンボ。
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尾瀬は、必ずもう一度来たい、と思わせるところでした。
(今年もお誘いがあったんですけどねぇ・・・
 6月4日、だったんですよねぇ・・・
 虎-マリーンズ@甲子園、だったのよねぇ・・・)
実は、一番有名な‘尾瀬ガ原’に行けなかったので、
今度はそこを回ってみたいなぁと思っているのでした。
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by namit100 | 2005-07-27 21:37 | 山をあるく

夏のお山ライフに向けて。

昨年10月以来、行きたい行きたいとわめくだけで、
本格的お山行きのないままに、冬がすぎ、春もすぎ、
気がつけば、いよいよ夏まっさかり。

さぁ、山の季節到来! そろそろホントに行きなさい!
・・・とばかりに、8月は2回のお山行きの予定が入りました。
しかし、なんせ10ヶ月ぶりのちゃんとしたお山、
しかも、最近なぜか足の骨がでっぱってきて、
普段でも靴にあたって痛いのに、山を歩いたりできるのか?
そんな不安を解消するべく、今週末は久々の登山靴をはいて、
リハビリ兼自主トレのためにどこかに登ろうと計画中です。

・初級者向けであること
・登山口が電車の駅から近いこと(バスはうっとうしい)
・歩行時間が4時間以内であること
・・・などを考えて、現在の第一候補は、伊豆ヶ岳。
ただ、標高851mって、この季節くそ暑くないんだろうか?
というのがちょっぴり不安。なんせ行ったことないんで・・。
一応、7・8月も‘登山適期’にはなってるので、大丈夫っぽい?
他の低山は、けっこう「夏は暑いからやめとけ」みたいなこと
書いてあるけど。

とりあえず、また顔面が黒くなるんだな。
この年になるとなかなか色がさめないんだよな・・はぁ。

で、「山と渓谷」今月号は、「槍ヶ岳をめざせ」が特集。
8月の予定のひとつは槍ヶ岳、嬉しがってさっさか買いました。

昨年、燕から、大天井から、常念から、遠く眺めた、
あの槍ヶ岳に行くのは楽しみですが、
ちょっと怖いのは三点確保が必要な岩場です。

以前、西穂に行ったときに、初めてそんな岩場に出会って、
これがもう、怖くて怖くて。
生まれて初めて‘生命の危機’を感じたんですよ~。
(大げさだけど、本当に)
「慣れだよ」と言われるんですけど、ほんとかな? 怖いっす。
ヘタすると、槍ヶ岳まで行っておきながら、
最後の槍には上がらずに帰ってくることになるかもしれません。

ともかく、お山と野球に忙しい8月になりそうです。
(お仕事はいったいどーなるんだ?)
昨年の富士山のリベンジにも行きたいけど・・
日程的に今年は無理かなぁ。まぁ、富士山は逃げないか。

あとは、行くときに雨が降らないことを祈るのみ。
お山に関しては超雨女なのが悩みです。
まったく降られずにすんだことは滅多にない気が・・。
てるてる坊主つくって、がんばろうっと。
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by namit100 | 2005-07-25 21:26 | 山をあるく

仕事と育児に追われる毎日にウルオイを!求めつつもちっとも更新できてませんブログ byなみ
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