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なまえペンで、バフィくん。

以前も書いた「バフィくんエイドキャンペーン」について、
思うところありまして、風邪で寝込みつつ、ふと思い立って、
ベッドの中で、なまえペンでぐりぐりと描いてみました。

なんせ、一度しかお会いしたことのない方なので、
(しかも、とても遠くからだったので、
 ‘会った’というよりは、‘見かけた’が正確だったり)
ご本人とは大いに異なるような気もしますが。

名付けて「バフィくんかるた」(?)です・・・。

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・・・やる気ない絵と字で、すんません。
ついでに、色を塗る気力・体力もないので、白黒ちゃん。
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by namit100 | 2005-03-06 20:54 | 野球におもう

やっぱり、野球が好きだ。そう思った。

思えば、昨年は最初っから妙な年でした。

キャンプインを目前にして、突然降ってきたのは
「近鉄、チームの命名権売却へ」のニュース。
球場名売却はあったけど、今度はチーム名?
なんだよ、それ、と戸惑っているうちに、
「認めん」という反対の嵐で、白紙撤回。一件落着。

それからは、何事もなかったかのように、プロ野球は、
キャンプ・オープン戦・開幕と、例年通りに進んでいきました。
阪神が勝った、負けたで一喜一憂してみたり、
広島の4月の快進撃に、びびってみたり、
今年もパはホークスかねぇと呟いてみたり、
でもロッテはやけにダイエーに勝ってるのをいぶかしんでみたり、
そんな、いつも通りのシーズンを私も過ごしていました。

これまた、あまりにも唐突に「近鉄とオリックスとの合併」が報道された6月13日までは。

球団の合併なんてのも想像できなくって、最初は
「この話も、反対されまくって消えるんじゃない?」なんて
考えていたのですが、とんでもない。消えるどころか、
その後の展開はご存知の通りのすさまじいもの。
プロ野球史上初のストライキまで行われました。

そして、シーズンが終わるとともに、
近鉄バファローズとオリックスブルーウェーブという
ふたつのチームがなくなり、
オリックスバファローズ・東北楽天ゴールデンイーグルスの
ふたつのチームができました。


昨年のお正月には、予想することすらできなかった展開に
やたらと悲しんだり怒ったりしていた2004年のプロ野球、
心にちくちくと残って離れないことというのがあります。


たとえば、
合併反対の声が高まっている時に、時たま目にした、
「普段、球場に来ていない人が、ファンみたいな顔して騒ぐな」
「ファンが球場に行かないから、こういうことになったんだ」
というような言葉。

近鉄やオリックスのファンのみなさんや、
工面しながらも熱心に球場に通っている人たちのことを考えると
なんだかひどい言葉だなぁと、まず思ったのだけれど。

それとは別に、とても悔しかった言葉でした。
悔しかったのは、自分自身について考えた時に、
同じような気持ちがたぶんあったからだと思います。

ここ数年、年間10試合球場に行けるか行けないかの自分が、
テレビの野球中継すら見られないことも多い自分が、
合併反対って言ってても、そんなの伝わるわけないんじゃないかって。
そんなファンの声は、無視されても仕方ないものなんじゃないかって。

野球が好きだなぁって思う気持ちだけではどうにもならないものがある、
そんな気がして、悲しくて途方に暮れる思いがしました。


そして、
パリーグを苦しくした要因についての話。
巨人にぶら下がっている、
「阪神をはじめとしたセリーグの球団」
「マスコミ」「セリーグしか見ないファン」とか。
(球界全体の体質として、という話がいちばん多かったと思うけど)

私は、こんなこと考えたこともありませんでした。
ここ10数年阪神ファンやってるけれど、
セリーグとパリーグとに分けて考えていたわけではありません。
どのチームもみんなひっくるめてプロ野球、
そう思ってプロ野球を見てきました。

でも、パリーグの財政難について(球団売却も多かったし)
知ってはいても、あまり意識することはなく、
それを招いている要因・・なんて考えたことありませんでした。
関西地区での阪神の異様なまでの人気が、
オリックスや近鉄を圧迫している可能性なんてことも。

そして、気付いたのは、
ようするに、そもそも「球界の構造」なんてものについて
自分は深く考えたことがないっていうことです。

私にとっての興味は、自分の目の前にある野球だけだったから。
野球を見るのって、どきどきわくわくするなぁ。
自分の好きなチームが勝ったら嬉しいなぁ。
ただ、それだけ。

いや、それでいいんだって思っています。
なんでファンが球団の経営やらお金やらのことを心配したり、
語ったりしなきゃいけないんだって言う人もいます。
私もそう思います。

思うけれど、でも、それじゃぁ、
また愛するチームを奪われる人たちがでてくるかもしれない。
愛するプロ野球そのものがなくなってしまう日がくるかもしれない。

経営者はファンを無視して合併を決めたけれど、
ファンである私だって鈍感でした。
そう、近鉄の命名権売却の白紙撤回に安心したくらいに。
合併しなきゃならない理由をちゃんと説明してよ、と思ったけれど、
説明したって無駄だと思われる存在でしかなかったのかもしれません。


合併問題があちこちで論議されていた中で、
いつの頃からか、ずっと、
「ごめんなさい」
という気持ちがどこかにあります。

何に対してかはよくわかりません。
・・近鉄に? ブルーウェーブに?
・・自分のチームがなくなった選手に?
・・応援するチームを失ったファンの人たちに?
・・そういった当事者の人たちへの悲しみに?
わからない、わからないけど、ごめんなさいって思う。

そして、私はこれからどうしようかな、
なにをしていったらいいのかな、って。
いろいろぐちゃぐちゃ考えたりもするけれど、
今は、とにかく、もっともっとプロ野球に参加していこう、
そう思っています。

上に書いたように、ここ数年、多くて年間10試合くらいしか
球場に行ってない(2試合しか行けない年もあった・・)、
これをいきなり30試合40試合っていうのは時間的に無理だろうけど、
がんばって時間つくって、行けるかぎり球場に行こうって。

ファンクラブに入ろう!なんて思い立ったのも、
このあたりのことと無関係ではなかったりもして。
これもひとつの参加の形だよなぁと思うし。
(ロッテのファンクラブ、
 ほんとに募集されるのか不安になってきたけど)

楽天では球場のボランティアスタッフ募集とかしてるけど、
こういうのもいいかも。(給料もらうわけにはいかないので)
さすがに宮城では年6回以上なんて行けないけど・・
うちの近隣の球場でもあるのかな?

・・・などなど、ぜんっぜん大したことじゃないけど、
なんでもいい、とにかくプロ野球に少しでも多く関わっていこう、
どうやって関わっていけるか探そう、というのが今の気持ち。

好きって気持ちだけでは伝えられないなら、行動してみよう、
無視されるのが嫌だと思うなら、いつも一生懸命考えてみよう、
ってめちゃめちゃ単純な発想しかできないんだけれど。

別に私がどうしようと、なにかが変わるわけでもありません。
そんなことは百も承知の上で、なにをしよう?って考えるのは。
心にちくちく残るものに対して、今、私にできることの精一杯。
自分の中にある「ごめんなさい」への返事。
そういうことなんだと思います。

そして、やっぱり、野球が好きだなぁ。うん。


******************

さて、いつにもまして、だらだら~なこの文章ですが、
先日書いた「バフィーくんエイドキャンペーン」の一環として
「バフィくんへのおたより」のつもりで書き始めたものでした。
それが、書いているうちにどんどん逸脱していき・・・
気がつけば、ただの愚痴ったれになっていたので、普通の記事に・・。
だめじゃん、自分。

でも、新しいシーズンが始まるにあたって、
あらためて思い返すきっかけを与えてくれた
「バフィーエイドキャンペーン」およびrisa-ferunandesu さまに、
勝手にこっそり感謝しております。ありがとうございました。
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by namit100 | 2005-02-20 21:30 | 野球におもう

そうだ、きゅうじょうにいこう。

ブログの記事にしようと思って、
ながーいながーい文章を書いていたんだけど、
なんか途中でわけわかんなくなったので、
へへんっと投げ出して、もういいもーんって、
ふてくされて、なんとなく、マウスでおえかき。


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えっとぉ・・・ベースがゴミみたい、だとか、
照明灯がはえたたきみたい、だとか、
そんなことより根本的な問題があるようです。

もしも、かみさまが、
「君になにかひとつ、才能を与えよう」って言ってくれたら、
まちがいなく「画力」をお願いするなぁ。
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by namit100 | 2005-02-17 22:58 | 野球におもう

バフィくんについて考えている。

獏の食わず嫌い さまで、
「バフィー君エイドキャンペーン」が行われています。

詳細はそちらでご覧いただくとして・・・

たんにバフィそのものを復活させるのであれば、
やっぱりオリの大阪ドームの試合限定っていうのが手っ取り早いし、
バフィだけ商標権がオリックスのものになっているので、
実現の可能性があるかもしれません。
でも、近鉄ファンの さいん さま の「おとぎばなし」を読んで、
これは違うのかもしれないなぁ、とも思います。

結局のところ、近鉄バファローズが消えてしまった以上、
バフィもファルルもバルバロックもカペロットも、
(後ろ2人は元々最近消えていたようですが)
共に消えていくのがいいのかもしれません。
(そういう意味では、ネッピーやリプシーの存続って、
 ブルーウェーブファンにとってどーなのかな?って気もしたり)

で、私、個人的には、マスコットにあまり思い入れがありません。
極端に言えば、「トラッキー」が突然今日限りで引退して、
明日から球団旗のコワモテがマスコットになったとしても、
あるいはマスコットがいなくなったとしても、別にへっちゃらです。
でも、マスコットって子どもたちにとっては球場のアイドルだし、
大人でも思い入れもってる人は、もちろんいっぱいいるし、
やっぱりいてくれたほうがいいよねぇ、くらいで。

今までにも球団の譲渡やら移転やらで、消えていったり、
出番の少なくなってしまったマスコットもいたのですが、
それにいちいち頓着したこともなかったと思います。

そんな自分が、今回「バフィーエイド」や、
B.B のコラムや、さいん さまの記事に揺さぶられたのは、
バフィを消滅させたものが‘球団合併’だったから、なのだと思います。


B.B はコラムの中で、

「自分の愛する人が突然目の前から姿を消してしまったらどう感じますか?」

と問いかけ、バフィやファルル、ファンの悲しみについて語った後、

「けど、僕達が今考えなければならないのは、今後こういう悲劇を繰り返さない為に、僕達はどういう努力をしていかなければならないのかって事だと思う」

と言っています。

こういう言葉、よく聞きます。たとえば災害や事故の後。
「これを教訓にして」「今回のことから学んで」
「二度とこのようなことが起きないように」

なんだか複雑な気持ちになるのは、そのようなことで、
けっして当事者の悲しみが和らぐことはないから。

でも同時に、それって、間違いなく必要なことで、
悲しみに耳を傾け、そこから学び、教訓を得て、
二度とくりかえさないように努力することしか
私たちにはできないから。

だから、めたか さま のおっしゃるように
さまざまな方法で「バフィー達」を語り継いで行く事
(そしてバフィたちを消滅させたものについて、
 二度と繰り返されないようにどういう努力をしていくか考えること)
っていうのも、バフィの救われる道なのかなという気がしています。

球団の合併というところまで追いつめられなければ
なにも考えることのなかったファンとしての自戒もこめて。


*********

で、ここからはB.B の
「ファンの側もただ受身ではなく、色んなファンサービスのアイデアを積極的に聞かせてほしいし、本当に選手達の力になるような応援をして応えていってほしい。」
という呼びかけについて。

こういうファンサービス、という具体的なアイディアはないのですが、
ひとつだけ思うのは、
ファンに「参加している感覚」をできるだけ味あわせてほしいってこと。
愛着って、そこに加わっている感覚からわくものだと思うんです。
(その感覚は無意識の場合も多々あると思うけど)

昨年の球団合併にしても、ファンを単なる‘お客さま’ではなく、
「ファンも含めて、うちのチーム」というような対応であれば、
皆にとってもうちょっとは納得のいく状態になったのではないかなぁ。

へんな言い方だし、もしかしたら失礼かもしれないし、
広島カープにそんな意図はないだろうけれど、
広島の樽募金って、ある意味すごいファンサービスだと私には思えます。
ファンが、微々たるものかもしれないけど、
自分がこのチームを支えるお手伝いをしてる・・って思えるんですから。

実際に行われたり検討されたりしているファンサービスには、
すごくいいなぁとかへんだなぁとか思うものもあるのですが、
ファンと一緒に、すばらしいチームを、ゲームを、野球をつくろう!
ってのが根底にあれば、無駄なファンサービスなんてひとつもないと思います。
ファンも同じ気持ちでがんばっていきたいものです。
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by namit100 | 2005-02-15 21:54 | 野球におもう

メジャーに行きたい選手へ、ワガママ言わせて。

メジャーに行きたい!って選手の話で、
「もっと上のレベルで自分の力を試したい」
というような言葉をよく聞きます。

私は、メジャーリーグのゲームをほとんど見ないし、
メジャーについて知らないので、大きな声では言えないのですが、
こういう言葉を聞くと、
メジャーのレベルって、日本と比べてそんなに上なの?
言いかえれば「日本ってそんなに卑下するようなレベルなの?」
と、思ってしまいます。

野茂投手がメジャーリーグに行った時には、
大リーグは、ただただすごいところだと思っていたし、
そのすごい舞台で力を出して認められている
野茂投手ってば、めちゃめちゃすごい!って感じでした。

その感覚がなんとなく変わっていったきっかけは
長谷川投手の存在でした。
「やれるのかなぁ?」と言われながらメジャーに行き、
エンゼルスでは中継ぎというポジションもあってか、
スポーツニュースでも微妙に扱いは小さくて、
「長谷川は2回を投げて失点0、勝敗はつきませんでした」
みたいなのばかりで、活躍しているのかどうかも定かではなく。
でも、毎年エンゼルスで中継ぎとして投げ続けているんだから
チームにとって必要な選手になっているんだろう、
と考えている間に、どんどん実績を挙げていったんですね。

けっして、ものすごいピッチャーではなかった長谷川投手が
メジャーでの実績をつくっていったのは、
‘強さ’ではなく‘適応力’によるものだった、という話に
私は大変感動しました。と同時に、
メジャーリーグって、別に、
雲の上みたいなレベルのところではないのかも、と思い始めたり。

もちろん、野球発祥の地、アメリカでの野球は
「本場」というに値するものだろうし、
日本の野球選手がメジャーに行って、「これはすごい」と思ったり、
学んだりすることもものすごく多いでしょう。
野球に対する姿勢や考え方、チームのあり方、トレーニング法、
ファンとの関係、組織の構造、施設・・・挙げたらきりがないですけど。

けど、それらは単なる「違い」なんじゃないのかなぁ。
「レベルの差」と言っていいものなのかしら?
少なくとも、日本の野球のレベルをメジャーと比べて
必要以上に卑下することはないように感じます。


「違い」の中で適応していくことは、
常に自分をバージョンアップしていかなくてはならない、
大変な努力と志をもってのものだと思います。
それを「もっと上のレベル」と言うのならば、
確かにそうなのかもしれません。

でも、常に自分を高める努力とか志とかって、
日本のプロ野球でやっていく上でも
あたりまえに持っているはずのものだとも思うのです。
まだ、こんなゴールがある。まだ、こんな自分になれる。
それは、日本のプロ野球の中でも追い求めることができる、と。

イチロー選手や松井選手がメジャーに行くのが
当然のように受け取られたのは、日本の中で追い求めるものを
やりつくした感があったからでしょう。


「もっと上のレベルで」と、メジャーを志す選手の眼に、
日本の野球はどのように映っているのか?
日本の野球の中に身をおく自分はどう映っているのか?

もし「日本はレベルが低いからメジャーに行きたい」と、
本気で思っている選手がいるとしたら、
あるいは「ここでもう自分が追い求めるものはない」と、
そこそこの成績で思っている選手がいるとしたら、
それは、自分自身を、自分がプレーしている日本の野球を、
なめてるんじゃないかなぁ。


野球をやっている選手にとって、
本場アメリカのメジャーリーグが夢なんだっていうのは、
素直にわかります。
実際にその夢を実現する機会も目の前にあるならば、
行きたくて行きたくてたまらないことでしょう。

けれど、自分がやってきた日本の野球に、
その中で自分が目指してきたものに、
敬意のようなものを持っていてほしい、
誇りを持っていてほしい、
そんな風に思います。一ファンのわがままですけど。
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by namit100 | 2004-12-30 23:49 | 野球におもう

野球が夢にあふれるものならば。

球界再編問題に揺れた今年のプロ野球の中で
幾度となく聞かれた「子供たちに夢を与える」という言葉。

思い起こしてみれば、私自身が‘子供’といえる年頃だった頃、
野球に夢をもらっている・・と実感したことはありません。

自分が野球をする機会もなかったですし。
私の野球経験は、今まで生きてきたうち、たった1ヶ月ほど。

小学生の時に学級内で野球の対抗戦をすることになり、
チームごとに、毎日近くの大きな空き地に行っては猛特訓。
どんなに頑張っても、バットにボールが当たることはまれでしたが、
守備のほうでは、ゴロやフライを捕ったり送球したりできるように
なったことが嬉しくて楽しくて、練習が大好きになりました。
野球っておもしろい。心からそう思いました。
でも、別に「野球に夢をもらってる」とか考えたわけではなく。

(その学級対抗本番は、最終回二死満塁で自分に打順がまわってきて、
 とても打てる球ではないのでバットを持ってつっ立ってたら、
 なんと押し出し四球でサヨナラ勝ち、というすごい試合になりました。)

中学生時代、自分で野球をやることはなかったけれど、
野球を見ることに燃えた時代でした。

テレビの野球中継はもちろん欠かさず見て、そこに映し出される
数々のプレー、選手に興奮したり感動したり時には野次ったり。
球場に行ける前日は、興奮のあまり眠れなくなったり。

とぼしいお小遣いから週ベを買い、テレビで映されることの少ない
パリーグの選手についての情報をかき集めたり。
毎日毎日、朝刊のスポーツ欄をなめるように見ては、
前日の各チーム選手の打撃成績・登板成績をチェックし、
お気に入りの選手の成績に一喜一憂したり。

野球でどきどきわくわくすることを覚えてしまった時代です。
それでも、やっぱり「野球に夢をもらってる」なんて思ったことはなくって。


‘野球’と‘夢’という言葉が初めて結びついたのは、
自分が大人になって、真剣な眼差しで「野球選手になりたい」
という少年たちと出会った時でした。
野球をやっている子供にとって、野球は将来の‘夢’になり得るのだと。
同時に、
野球をやったり、見たりして、どきどきわくわくすることっていうのも、
野球から‘夢’ってもんをもらってるってことなのだと。
(そして、それは子供だけじゃなくって、大人だって)

今年の球界再編騒動のわけわかんない中でも、
野球少年の視線の先から‘野球の夢’が消えることはなく、
野球を見てどきどきわくわくする気持ちが失せてしまうこともなく。
彼らはきっと、子供だった私と同じように、
「野球に夢をもらってる」なんて考えてはいないのです。
ただただ、ひたすらに野球に夢中で、のめりこんで、楽しんで。
それって、なんだか嬉しいじゃぁないか。

でもね。思ったのです。

例えば、一場投手。
彼にとっても野球は‘夢’だった。
だから、金銭授受のルールを破ってしまっても、
彼は日本で野球をやりたい、と語る。

例えば、井口選手。
彼にとっても野球は‘夢’だった。
だから、ルール無視のヘンな契約を使ってでも、
彼はメジャーで野球をやりたい、と語る。

ルールを破ったり無視したりしてしまうことは、誰にでもありますし、
ルール自体がおかしい、という場合もあるでしょう。
一場投手の場合、大学の監督やそれでも獲得したいという球団、
井口選手の場合、常識的におかしい契約を独断で結んだ経営側、
にも、もちろん問題があります。

それでも、ルールを破っても無視しても、自分のやりたいことはやる、
自分の要求は通る、というのであれば、誰もルールなんて守りたくなくなる。
それをあたりまえのように、野球の‘夢’を実現するのってどうなのかしら?

こういった件について、
野球選手のみなさんはどう思ってるのかなぁ。
なんとなく見過ごしていてほしくないなぁ。とふと思うのです。

自分たちが‘夢’をもって野球をしてきたのならば。
「子供たちに夢を与える」という自負と矜持が本物ならば。
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by namit100 | 2004-11-06 23:40 | 野球におもう

楽しい球団・球場ってなんだろう? 2

(・・・「1」からのつづきです・・・)

球場にファンを呼ぶための経営努力は、
多かれ少なかれ、どこでもされています。
子供たちの無料招待とか、女子大生無料招待(今はないか)とか
プレゼントとか、ファンクラブ特典とか・・・

昨日、NHKの「クローズアップ現代」で、
新規参入をめざす2社の営業方針?(の一部)と
今年北海道に移転した日ハムの取り組みを紹介していました。

日ハムの取り組みとして挙げられていたのは、
・夜7:30以降の専用窓口を設けて、半額で入場できるというシステム。
 平日の夜、球場に行く習慣のない人たちに、
 (今まで近くで試合なかったんだから)
 お仕事帰りに気軽に球場に寄ってもらうため。
・夏休みに、場内アナウンスやカメラマン、ボールボーイなどを
 子供たちが体験する試合も設ける。
 子供たちにチームや球場をもっと身近に感じてもらうため。
・ファンクラブに入っている人に、
 毎試合ごとに背番号の入ったピンバッジを贈呈する。
 コレクター心をくすぐって(?)リピーターを増やすため。
・北海道全域にOBが出向いて野球教室を行う。
 札幌から離れた地域からも北海道のチームとして応援してもらうため。

私が、この日ハムの取り組みを見て感じたのは、
ある立場の人をターゲット(言い方は悪いですが)として、
どうしたらその人たちがチームを応援するか、球場に来るか、を
考えてやっているなぁ、ということ。
こういう人に応援してほしい、球場にきてほしい、
じゃあそのために何をしたらいいか、という視点。

ファンって、とてもあいまいな言葉で、
毎日のように球場に通ってひいきチームを応援する人もいれば、
普段はテレビ中継やニュースで、たまに球場に行く人もいれば、
チームとか関係なく好きな選手だけチェックする人もいれば、
応援しているチームの試合結果だけわかればいい人もいれば、
・・・で、みーんなひっくるめてファン。

で、私のようなアマノジャクもいたり、
求めているものも人それぞれ。

だから、それぞれの求めるものを一々把握するなんて
あまりにも大変だけれど、
その中から的を絞って、こういう人にはこうしてみたら、って、
ひとつひとつ方法を考えるのは、とても大切なことだと思います。

上の日ハムのやっている中でも、7:30から専用窓口って
私はどの球場でもやってほしいなぁ。一応、時間で区切る勤めだと
6時とか6時半開始の試合に間に合う時間になんて滅多に行けないし。

そういう意味では、番組で紹介していた、ライブドアの考えている、
顧客データベースをつくって、ネットやメールで要望をやり取りして、
みたいなのは、けっこういい案だと思いました。
(まぁ、「ライブドア」と「個人情報」って組み合わせは、
 ちょっとコワイ感じですけど)


楽しい球団・球場ができるのは大歓迎です。
今までになかったような新しいことが起きるのは、わくわくします。
ただ、その「楽しい」はひとくくりではないことをふまえたうえで
キーナートさんはどんなものを見せてくれるのかなぁって、
私はとっても楽しみにしています。
あ、まだ楽天に決まったわけじゃぁないんだけどね。
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by namit100 | 2004-10-19 22:21 | 野球におもう

楽しい球団・球場ってなんだろう? 1

やや前のことになりますが、
楽天新球団のGMにキーナートさんが決定したときに書いたこと

「いきなり強いチームをつくるのは難しい。
 ただ楽しい球団は一日でできる」
というキーナート氏のお言葉が気になっている、と。

その他にも、キーナートさんは、
「ディズニーランドみたいなエンターテインメントを」
というようなことを言っていたというニュースも見かけました。

たしかに、とにかく優勝争いにからむような戦いをしていれば
自然と球場にも人が増えるでしょうが、一からでは難しいですね。
それならってことで、ファンが楽しめるチーム・球場づくり。


これも以前に書いたのですが、
スポーツ誌「Number」の野球特集号の中に、
メジャーリーグのスト後、野球ファンを取り戻す努力についての
「観客にかけた4つの魔法」という記事がありました。

そこで挙げられていた‘4つの魔法’とは、
・放送局とのタイアップ
 ・・選手にピンマイクつける、カメラアングルを工夫する
・球場の再建
 ・・地域にあったキャパシティーにする、ドーム球場を減らす
・国際化
 ・・MLBを目指しての&帰国後の各国の野球のレベルアップ
・球場でのエンターテインメント
というものでした。

エンターテインメントの例として挙げられていたのは、
イニングの合間に大型ビジョンで観客を映すときにテーマをつくる
(例えば映された2人はキスするとか、一斉にダンスをするとか)、
試合前に観客のショーがある、景品があたる・・など。
たしかに、こういうのあったら楽しいかもなぁって思います。

で、キーナートさんの言ってることって、この4つめの‘魔法’で、
楽しい球場にしますよってことかなと感じました。
そういうアイディアは、きっと、いっぱいあって、
それで盛り上げる自信もあるんでしょうね。


「楽しい球団は一日でできる」という言葉が気になってるのは、
私にとっては、こういった球場でのエンターテインメントというものが、
またこの球場に来ようって思う(=リピーターになる)
ポイントにはならないからです。

というより、エンターテインメントを求めるなら、
それこそディズニーランドにでも行けばいい気もして。
野球を見るうえでは、そんなのどうでもいいことだし、
逆に、球場でエンターテインメントに参加することを
求められるのだとしたら、それはとてもうっとうしい。

もちろん、これはあくまでも私はね、ってことであって、
例えば、私は球場のマスコットさんたちがイニングの合間に
踊ったりしているのを見るのもあまり好きではないのですが、
(なんか妙に居心地が悪い気持ちになる)
子供にはマスコットたちって、すごい人気だったりもして、
やっぱりいるといいよねぇ・・だったり。

大観衆の中で盛りあがって応援するのもいいけど、
空いた座席で、だらーっとぼけーっと、他のことも考えたりしながら
目の前で進んでいる試合を眺めているのも好きだったり。
でも、がらがらの川崎球場とマリサポさん飛び跳ねてる千葉マリンとを
映像で見比べたら、千葉マリンのほうが楽しそうだから行きたいって思うし。

ようするに、なにが楽しい球団か、どういうのが楽しい球場かって
私にはよくわかりません。

きっかけは何であれ、球場に行ったことない人が初めて行ってみて、
野球観戦ってのにはまればまた行くんだろうなぁと思うくらいで。
だから、エンターテインメントも、そのきっかけとしては、
すごく入りやすいし、じゃんじゃんやってほしいですけど。

(・・・なんか、えらく長くなってるので、「2」につづきます・・・)
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by namit100 | 2004-10-19 22:20 | 野球におもう

近鉄について、けっして忘れないこと。

近鉄バファローズのことを書こうと思うと
やはり、心はあの日のことでいっぱいになります。

1988年。今でも「10.19」と言われるあの試合です。

その日の最後の2試合で2勝しなければ優勝できない、
そんな状況で1勝はしたが、2試合目は勝てなかった。

書いてしまえばたった2行。

ロッテ-近鉄のダブルヘッダー。

1試合目は規定により延長戦がない。
同点で迎えた9回表に勝ち越し、危ないながらも9回裏を抑えきった
近鉄の劇的勝利。
勝ち越しのホームを踏んだ鈴木選手とコーチたちが抱き合ったまま
転がりまわる光景に涙した人は多かったのだそうだ。

そして2試合目。
ロッテのそれはそれは地味な
「12球団一ハーモニカのうまい4番打者」高沢選手の同点ホームラン。
週ベで「困った状況の小学生のようだ」と言われていた阿波野投手の
がっくりとした姿。
9回裏、有藤監督の延々と続く抗議。球場に乱入する客。
‘4時間をすぎて新しいイニングに入らない’という延長規定で
優勝が消えた後の10回裏の近鉄の守備。


普段は流しそうめんができる川崎球場に人があふれかえりました。
テレビ局はドラマをすっとばし、CMをすっとばし、
さらにはニュースステーションもずいぶんすっとばして
ロッテ-近鉄戦を中継し続けました。ありえない。

そして、なぜだかみんな、近鉄に勝ってほしいと思っていました。
過去の野球界の瞬間最大支持率はこの時の近鉄だったかもしれません。

後にビデオにもなったというこの試合ですが、
もう一度見たいとは全然思いません。
今、見返してみたところで、あの時、リアルタイムで感じた
震えるような、瞬きすらもったいないような感覚はけっして再現されないから。

巨人と中日の10.8というのも、そのシチュエーションは
確かにすごかったけれど、なにかが違うのです。いったいなにが?

リクルート事件と昭和天皇危篤の時代、
パリーグでは南海がすでに大阪を去ることが決まっており、
この10.19には阪急も身売りが発表されました。

あの、映像で見ても狭く、やや暗い球場で、あまりにも泥くさい優勝への戦い、なんかマイナス情緒(そんな言葉はあるのだろうか?)にストレートに訴えかけるような試合だった気がします。

今だったら、同じ状況でも、もっとあっけらかんと熱い戦いになるんでしょうね。
今年のプレーオフしかり、私はこういう盛り上がり大好きです。
でも、あの日のマイナーコードのような雰囲気をいとおしむ自分もいます。

さて、その翌年の1989年、今度こそ激戦を制し優勝した近鉄でしたが、
加藤投手のひとことで(?)日本一にはなれませんでした。

そして、55年の長い歴史にも関わらず、
日本一のないまま、近鉄はなくなります。

近鉄バファローズファンになったことはない私ですが、
あの10.19を見せてくれた、そのたったひとつのことのために
けっして忘れることはないチームです。
年をとって、もしもぼけてしまっても、きっと忘れません。
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by namit100 | 2004-09-27 23:33 | 野球におもう

オリックスについて、きわめて個人的ないくつかのこと。

初めて「阪急ブレーブス」という球団を知ったのは
小学校に入学した時でした。

親の転勤で関西へ引越しと同時の入学式、
同じクラスに山田久志投手の息子さんがいました。

プロ野球のチームといえば、
ジャイアンツとライオンズくらいしか知らなかった私。
(なぜかライオンズを知っていたのは、幼稚園の頃、ご近所に
 西武ライオンズができて、ライオンズシールをいただいたから)
山田投手というのはどうやらみんなが知っているようなすごい人らしい、
というのはうちの親の話を聞いていてもなんとなくわかったのですが。

当の山田くんは、遠足の時に電車内の吊り革にぶら下がって
叱られてるようなごくフツウのやんちゃな男の子で、ようするに、
親の偉大さなんてのは子供同士で遊ぶことには関係ないわけです。

でも山田くんのおうちはとてもりっぱで、
ピンポン押すところにちっちゃいテレビみたいのもついていて、
野球選手ってお金持ちなんだぁとか思ったり。
時々見かける山田くんのお母さんはとても華やかな人で、
野球選手ってなんだかすごいんだなぁとか思ったり。
山田くんも将来野球選手になるんだろうなぁなどと漠然と思ったり。

ともかくも、阪神間に住んでいながらタイガースの存在はよく知らなかった私が、そんな小さなつながりで、ブレーブスには妙な親しみを感じていたのは確かです。
山田投手が球史に残る屈指のサブマリン、
とかいうことを知るようになったのは、もっとずっと後のことです。

その後の私は、親の転勤で2年後には関東に舞い戻り、
一族郎党巨人ファンの家庭の中で巨人ファンになり、
85年の阪神優勝を見て突如巨人ファンを卒業し、
球団など関係なく野球にどっぷりハマる中学生時代を送り、
高校野球の予選で一度だけ山田くんが投げる姿を発見したり、
そんなこんなで、高校卒業とともに、ふたたび関西に住むことになりました。

その間に「阪急ブレーブス」は「オリックスブレーブス」、
さらには「オリックスブルーウェーブ」と名を変えていました。
本拠地も西宮球場からGS神戸に変わっていました。
(私は一度も西宮球場で阪急を見たことがありません。
 今でも悔いが残ることのひとつです。
 ついでに、川崎球場でロッテを見たことがないのも悔いが残ります。)

GS神戸には、当時タダで入れちゃう身分だったこともあり、
(わかる人にはわかりますよね)時々足を伸ばしました。
最初の頃はまだ高校出たてのイチロー選手も
ちょぼちょぼしか出ていませんでした。

新しくてきれい、というのもありますが、
「グリーンスタジアム」の名にふさわしい球場です。
私は、昔の所沢球場が、プロ野球の球場では一番美しかったと
今でも思っていますが、GSはその次に挙げてもいいかな。

そして、いつ行ってものんびりと野球が見られる、
居心地のいい球場でもあります。

その頃には完全に阪神ファンと化していたので、
甲子園に行けば、翌日はのどイガイガになるほど熱狂していて
それはそれで若者としては楽しいのですが。

GSの混み合っていない座席で、特にファンというわけでもない気楽さで、
だらーっと、ぼけーっと、全然関係ない話をしながら野球を見る、
この雰囲気がたまらなく好きでした。
そして、星野投手のカーブは、こんなド素人が見てもまちがいなく「遅い」
・・とわかるのに感動したり。

やがて、イチロー選手が頭角をあらわします。
突然びっくりするような打率で首位打者となった、
同い年のこの選手のインタビューをプロ野球ニュースで見ながら、
友人と「なんか理屈っぽい人やねぇ」と言い合ったのも懐かしい。
その友人は「イチロー、イチローって言うけど、わたしは田口がいいんよ」
と、田口選手を応援してました。
いまではイチロー選手も田口選手も海を渡ってしまったなぁ。

震災の年、個人的には、マスコミが騒ぐほど勇気を与えられたっ!って感じでもなかったけれど、ブルーウェーブファンではなかった自分でも、やっぱり神戸のチームの優勝は嬉しかったです。
友人がずらりと並んでチケットを手に入れてくれて、
対ヤクルトとの日本シリーズを見に行きました。
今まで日本シリーズを球場で見たのは、この一回だけです。
ヤクルトの方がなじみのある選手がどうも多くて、
だんだんどっちを応援してるんだかわからなくなったり・・。

その翌年に一度行って以来、また関東に戻ってきてしまったので
GSに行くこともなく現在に至っています。


やがて、グリーンスタジアム神戸は、なんちゃらBBとかいう
ヒドイ名称になってしまい、
(こんなセンスがオッケーならば、近鉄球団の命名権売買認めて
 ‘かに道楽’バファローズになってもよかったくらいです)
オリックスは近鉄と合併することになってしまいました。


仰木さんが、新しい統合球団の監督に決まりそうです。
この球団をつくっていけるのは仰木さんしかいないってことなのか。
新しい球団に、再び「仰木マジック」といわれた魔法をかけることは
できるのでしょうか。

そして、イチロー選手は、メジャーの年間安打記録に挑戦しています。

私が初めて「阪急ブレーブス」を知ってから20数年、
来年は「オリックスバファローズ」となる球団に感傷を抱きつつ、
なんか年とったかもしれない・・と、
突然意味もなく関係もなく呆然としているのでありました。
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by namit100 | 2004-09-25 23:25 | 野球におもう

仕事と育児に追われる毎日にウルオイを!求めつつもちっとも更新できてませんブログ byなみ
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