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プレーオフのことをうにゃうにゃと。

で、プレーオフ制度が変更になりましたね。
(あー、これももう、いつの話だって感じですが)

これに関しては、なんせ今年応援してたチームがチームなもんで、
やっぱり書きにくいのと同時に考えさせられるものでもあって、
うーん・・・と、うなっておりました。
シーズンが終わって、また、制度の変更があったことで、
プレーオフについて多くの方が書いていらっしゃるので
今さら自分がうにゃうにゃ書くのもナンだとは思ってますが、
まぁ、どうせいつも何かにつけてうにゃうにゃ言ってるだけなんで
うにゃうにゃついでにちびっと書いときます。
あらかじめ言っとくと、建設的な話も結論もありません(おい)。


昨年、ライオンズがパリーグ制覇したとき、
ただならぬ違和感を感じながらも、
消化試合なんてどこへやらのシーズン終盤や、
「激闘」と呼んでもいいようなプレーオフの試合を見て、
うーん、この制度悪くないかも、来年も歓迎っとか思いましたが、
今年はさすがに2年連続で同じような結果になってしまったことで、
見直しって話になるのも仕方のないところか・・という感じです。
まぁ、こーいう結果も、ほんと「たまたま」かもしれないんですが・・。

個人的には、まず、「プレーオフ」の扱いってのが
「ポストシーズン」なんだか「レギュラーシーズン」なんだか、
あいまいでよーわからんなぁ。

「レギュラーシーズン」という言葉でくくられる136試合があって、
そこで一旦、1位~6位までばっちり決めちゃってるし、
チーム成績や個人成績も「レギュラーシーズン」とは別個だし、
プレーオフというのは「ポストシーズン」なのかと思うんですが。
なのに、プレーオフの結果によって、最終的に
‘優勝’及び2位・3位の順位が決まってしまうんですよね。
ということは、プレーオフは「レギュラーシーズン」の延長なのか。
プレーオフ前に一旦順位が決まっちゃっているから、
そこで2位や3位だったチームが‘優勝’しちゃうと、
なんだか納得いかないような気がしてしまう、と。
あの延々と続く136試合は、単なる予選にすぎなかったのか? と。

で、このあいだのパ・リーグの理事会でホークスが訴えたのは、
・シーズン勝率1位を優勝とする
・プレーオフでは日本シリーズ出場チームを決める
ということだったようです。
これは、プレーオフを完全に「ポストシーズン」としようってことですね。
2年連続で理不尽な思いを味わったホークスとしては当然の主張ですし、
間違いなく、これが最もすっきりして、納得できる形でしょう。
っていうか、ほんとはこれが‘あたりまえ’なんだよなぁ。
ただ、これだとシーズンそのものは以前に戻すことになるわけで、
プレーオフ導入する意味があんまりないかも、とは思います。
というのは、個人的には、
3位争い含めて消化試合が激減したり、プレーオフがしびれる戦いになるのは
‘リーグ優勝’がかかっているからこそなんじゃないかと思っていて、
正直なところ、‘日本シリーズ出場’だけのプレーオフだったら
ここまで盛り上がらないんではないかという気もするのですよ。

かといって、プレーオフを「レギュラーシーズン」として扱うとなると、
たぶん、どんな制度にしてもどっかがヘンな感じになりそうです。
いや、今の制度だって
「プレーオフはレギュラーシーズンの一部」だといえば、そうなんですが。
これは、「Starless and Bible Blog」H5 さま がおっしゃるように
「何に価値を置くか」ってだけのことで、
「136試合は予選です」ということで共通理解があってオッケーならば、
それでいいんじゃないかとも思ったりするんですよね。
実際には「136試合は予選です」では問題アリだと思われているから
制度の見直しやらなんやらの話になっているんでしょうが。

で、プレーオフは「レギュラーシーズン」です、ということだと、
先にも書いたように、プレーオフ前に一旦順位をつけちゃうから
なんか予選っぽい感じやら不公平感やらが生まれてくるのかも?
とも、自分には感じられるんで、どーせだったら
・プレーオフ前に6チームの順位を決めない
・プレーオフで1位~6位の順位が決まる
・しかも、136試合の結果がプレーオフに反映される
っていうようなシステムはないものか、などと思っております。
いや、これだとやっぱりプレーオフの意味なくなるかもしれないけどさ・・

(ふっと、
 リーグ6チームを3チームずつ2グループに分けて、
 同じグループチームとは24試合ずつくらいで計48試合、
 他のグループチームとは18試合ずつくらいで計54試合、
 交流戦は普通に計36試合をやって、最後に各グループの
 一番同士が1・2位を、二番同士が3・4位を、三番同士が5・6位を争う、
 とかいうプレーオフやってリーグの順位決めれば?
 ・・・などと、むちゃくちゃなことを思いついたんですが。
 これも、グループ分けによって今の制度なんてもんじゃないほど
 ひどくヘンなことになりそうです。
 (今年のパでいえば、‘ソフバ・ロッテ・楽天’と‘西武・オリ・日ハム’
  とかいうグループ分けになっていたら、目も当てられない・・・))

あと、レギュラーシーズンの延長、という意味でいうと、
「861雑記帖」861 さま が書かれている案がけっこういいなぁ、
と思ったのですが、
1位・2位・3位の間に大差がついてしまうとあんま意味ないし・・ねぇ。
(以前パ・リーグで行われたそうですが、実際‘幻’になってしまったらしい)

まぁ、よーするに、すっきりした形でやるなら、
プレーオフはちゃんとポストシーズンとして分けるしかないし、
当初の目的であるプレーオフ導入のメリットを生かすなら、
プレーオフがレギュラーシーズンの延長みたいな制度になるしかないし、
っていうのが現状なのかしらん。
というか、すっきりした形でないことは承知の上で、
それでもメリットを取って導入したプレーオフだと思うんで・・
うーん、なんとかねぇ、ほんとうにここが優勝!いっちゃん強い!
・・って納得できるような、少しでもいい方法を考えつつ続けてほしいです。


あ、で、今回の変更点ですが、
シーズン1位に無条件で1勝のアドバンテージは別にいいんですが、
これだと9月に1位と2位の間に7、8ゲーム差くらいついてたら
ちょっとダレそうな気がしません? 何ゲーム差でも1勝だと、ねぇ。
どーせアドバンテージつけちゃうなら、
無条件で1勝 + さらに5ゲーム差でもう1勝、くらいあっても
いいモチベーションになりそう・・なんてろくでもないことを思ってしまう。
(しかし、実際2勝アドバンテージついたらキツイよな・・)
いや、実は、それ以前に、
鷹な方のこんな素敵な叫び(「So What?!」HiRO@zetton05 さま)を見て
「うぁー、ホークスファン、さすがだぁ」と勝手に感動したりしたんで、
この‘無条件1勝’、ちょっとフクザツな思いもあったりします。

あと、第2ステージの3戦以降は2位チームのホームでってのは、
1勝アドバンテージと引き換えになったんだとすると、なんかイヤな話。
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by namit100 | 2005-11-24 20:53 | 野球におもう

にわかマリーンズファンの長いつぶやき。

まだアジアシリーズがあるので、終わったわけじゃないんですが。
ひとまず日本シリーズが終わった今、ぼそぼそとつぶやいてみる。

以下、長いです。ぐだぐだです。
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by namit100 | 2005-10-28 22:52 | 野球におもう

ファンという存在に思うこと。

数日前、タイガース21-2カープ、という試合がありました。
その日、帰宅した私は、スコアを見て、
「んまぁ・・・」と絶句しつつ、途中経過もなにも見ないまま
とりあえず喜んで、一日が終わりました。

その翌日、(まめ)たぬき さまのこの記事を読んで、
びっくり仰天。さらにいくつかのブログさまを読むと、
矢野選手に頭部死球→矢野選手負傷退場・森投手危険球退場
→スペンサー選手が倉捕手に体当たり→倉捕手負傷退場
そして、倉捕手が退場するときに阪神ファンから拍手が起き、
その後にも称賛の「シェ-ン」コールが起きたということでした。

現場にいたわけでもなく、映像を見たわけでもないので、
あれこれ言うのもなぁ・・とは思うのですが、
この件について、なにかが頭から離れず、ぼんやりと考えています。

スペンサー選手・倉捕手のプレーに関することも、まぁありますが、
やっぱり、その場にいた「拍手をした」という人たちについて。


例えば、自分の応援するチームが相手の投手を打ちあぐねて
苦戦しているゲーム。しかも、どうしても勝ってもらいたい大事な試合。
そんな時、どうにも打てない相手の投手が負傷して交代したら。
さらにかわってマウンドに上がった投手が不調で、
点を奪うことができて、応援チームが勝ったとしたら。

勝利の瞬間、私はまちがいなく「わーい、勝ったー」って喜びます。
どうしても勝ってほしい試合で、勝ったんだから。
もしかすると、
「あそこで相手の投手が代わってくれてラッキーだった」
なんて、ちらっと思うかもしれません。
そう思った一瞬の後、
「いや、あの投手は負傷してしまったというのに
 そんなこと思ったらイカンイカン」と、
あわてて、打ち消したりするかもしれません。
そして、やっと、
「あのピッチャー、大丈夫かな、大したことないといいなぁ」
などと心配になったりするかもしれません。

「自分の応援するチームばかりに目が向く」メンタリティは、
「どのチームや選手にも、いいプレーを見せてほしい」
「素晴らしい試合で楽しませてほしい」という思いとともに、
確実に私の中にも存在しています。
だから、「自分の応援するチーム」の大事な選手である矢野選手が
頭に死球を受けたという怒りや心配から、
スペンサー選手が仇を討ってくれたように感じる気持ちというのは、
理解できないものではないのです。
だからといって、この場合に、倉捕手が退場して拍手をしたり、
体当たりしたスペンサー選手に「シェーン」コールをしたりはしません。
それは、マナーがどうこう、ではなく。
倉捕手の退場を喜ぶ気持ちにも、スペンサー選手を称える気持ちにも
ならないから。

(以下、長い上にまとまりないですが)
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by namit100 | 2005-09-15 22:44 | 野球におもう

ボビーさんの笑顔、アメリカンすぎてややコワイけど。

今日は、雑誌「Number」の発売日。
というわけで、昨日あわてて、7/14発売号を買いに走りました。
ふぅ、ぎりぎりセーフで、間に合った。

そんな「Number」前号のタイトルは
「No Baseball,No Life! 我が道を往く。」
投球に入るときの、腕を上げている野茂投手が表紙です。
特別目新しくもない選手の、特別目新しくもない記事。
だけど、やっぱり次へ次へとページをめくって読んでしまう。

んで、自分は、野球をみるのが好き、なのと同じくらい、
野球や選手にまつわるドラマを読むのが好きだなぁって、思う。
どんどん読んで、読んだはしから忘れていくけどね。

親の本棚からひっぱりだした近藤唯之さんの本とか、
タイトルにひかれて買った山際淳司さんの本とか、
偶然本屋さんで発見した阿久悠さんの「甲子園の詩」とか、
それはそれは野球を観ることと同じくらい(あるいはそれ以上に)
夢中になって読んだもんでした。

自分がメジャーリーグにどーも関心がむかない理由は、
メジャーリーグをみてこなかったっていうこと、
それにまつわるドラマを知らないっていうこと、
・・・なんだろうと思います。
身体にしみついた記憶ってもんが、まるっきりないもんなぁ。


で、今日は今日で、「関西アホボケ野球連盟」さまの
平野選手にまつわるコラムを読んで、ちょっと涙出そうだったり。
この方の感覚というのは、
自分的に共感したり相容れなかったり、いろいろですが、
(あ、今も頑なに「GS神戸」とか言うのは同じかも・・)
時たま、こういう、うるっとするのに出会ってしまいます。
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by namit100 | 2005-07-28 21:31 | 野球におもう

しつこいくらいにくりかえすのは。

渡辺恒雄氏、会長就任内定のニュースが流れてから
1週間が経とうとしています。

私は「ウザイ」という言葉が大嫌いなのですが、
渡辺さんが帰ってくるのは「ウザイ」としか言いようがなく。
しかし、「ウザイ」だけでは片付けられないものが
この件にはあるんだよねぇ。はぁ。


どーやら復帰を歓迎しているらしい、
そこらへんのオーナー代行やら球団代表やらのコメント。
ロッテの瀬戸山さん、あなたもですよ。
「これからもいろいろとご指導をいただきたい」って、
今、あなた自身もあなたの球団もチームも、
さまざまな努力をしているんじゃないの?
ひっかきまわすだけひっかきまわして逃げたあのおじーちゃまに
今さらいったいなにをご指導いただこうと?
自分のチームに都合のいいように球界を牛耳るやり方でも
教わるつもり? まさかね。

もぉ、ほんと、カンベンしてくれよ。
「球界には、もう、あなたの居場所はありませんよ」って
誰か言ってくれる人はいないのかな?
そんなに、自分たちではなんにもできないのかな?

「マイナスになるのではないか」とか、
「(改革の流れに)影響はないと思う」とか、
「渡辺さんが会長になっても、方向性が変わることはない」とか
言ってる球団関係者もいるけれど(なぜかセリーグばっか)、
そんな程度じゃ足りないんだ。「ジャマ」って言ってほしいんだ。


仁志選手やら球団関係者やらなんやらが
「いい刺激になるかも」「きっかけになるならなんでもいい」
・・・なんてことを、言っているとかいないとかいう話。
やけに歯切れ悪い書き方をしているのは、
それが書かれていた記事が「夕刊フジ」だからであって、
当然、事実かどうかはアヤしすぎる・・というか、
お得意の「電波」と呼ばれる記事であると思いたい。

読売巨人軍の取締役会で‘渡辺会長’が決まったということで、
実際のところ、球団関係者や現場の人たちがどう思っているかは
まったくわからない。けど、もしも、
「迷惑」だとか「やめてほしい」だとかって気持ちがあるのなら、
それを表明してくれるといいのになぁ・・などというのは、
まぁ、現実的には難しい話なんだろうけど。

以前ちらっと話題に出ていた「Number」626号、
(日本野球の25人、ベストゲームを語る、の号です)
そこに載っていた読売新聞の広告。

『最後の一球まで野球はわからない、と思わせる試合を。
 野球は数字を超えたゲームだ、と思わせる試合を。
 のんびり弁当なんか食べていられない、と思わせる試合を。
 フィールドにいるのは普通の人間じゃない、と思わせる試合を。
 そのひたむきさが野球の神様を味方にした、と思わせる試合を。

 選手が野球を新しくする。ジャイアンツ1 』

だったら、ミセリ投手を解雇しないほうがよかったね、
というのはおいといて。


この広告に書かれていたことは、いったいなんだったんだ?
ただのキレイごとみたいに見えるけれどさ、
「本気でそういうの目指してんの?」って感じだけれどさ、
ほんとにそうなるといいよなぁって、一瞬でも思ったよ、私は。
でも。結局は、ただの耳障りのいい広告だったんだね、これって。
「選手が野球を新しくする」と言いながら、
渡辺さんと長嶋さんを復帰させる・・時計の針を戻すかのように。
残念だよ、ほんとうに。


こんなに不平不満や文句ばっかあるんだったら、
もうプロ野球なんて見なければいい。
経営者たちがファンをなめたままやっている金儲けに
これ以上のっかるのなんてやめればいい。

そうなのかもしれない。それが正しいのかもしれない。
でも、私は、野球をみることをやめないよ。
球場に行くこともやめないよ。(大した観戦数じゃないけど)

好きなチームを応援して、行けるだけ球場に行って、
目の前のプレーに感動したり喜んだり悔しがったりするよ。
でも、昨年のことは決して忘れないし、
腹が立つことあったら、いくらでもいつまででも文句をたれるよ。

やめてしまうには、野球に愛着がありすぎるんだもん。
いろいろあっても、いつもしつこいくらいにくりかえすのは、
「やっぱり野球が好き」 そういうこと。

渡辺のおじーちゃんやら、
その復帰を歓迎するようなおとりまきやらに、
この気持ちを奪われてたまるか。


・・そんなことをぐだぐだと綴っている本日、6月13日でありました。
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by namit100 | 2005-06-13 22:07 | 野球におもう

私を野球にひきずりこんだものたち ‘中学生編’

中学生の頃、非常に感銘を受けた、
・86年の西武ライオンズ-広島カープの日本シリーズ
・88年のいわゆる「10.19」
については、すでに以前にちょろっと書いていたようです。

日本シリーズって楽しい。

近鉄について、けっして忘れないこと。

というわけで、さらに人物編。

*杉浦忠監督

テレビで中継されないパ・リーグに興味をもったきっかけが、
86年に南海の監督に就任した杉浦さんでした。
就任当初は、もちろんどんな方なのか、全く知りませんでした。

友人の家に遊びに行った時に、その友人のお父さんが大阪出身で、
中学生の頃に杉浦投手の大ファンだった、という話から、
4連投4連勝の日本シリーズのこと
3年ちょいで100勝したこと
1シーズンで40勝近くしたこと
などをなにやらえらく熱く語ってくださったのが、
杉浦さんについて得た知識の始まりでした。

今思えば、娘の友達の女子中学生に杉浦投手を語るお父さん、
というのはあまりにも妙なのだけれど、
あのお父さんの存在なしに現在の自分はないかもと思うと、
感謝したいような感じでもあります。
杉浦さんが監督になったのがよほど嬉しかったのだろうなぁ。

ともかくその話を聞いて、そんなすごい投手だったのかと感嘆し、
全然知らない杉浦監督のためだけに、
試合をみたこともない、どんな選手がいるのかも知らない、
南海ホークスの‘にわかファン’となった意味不明な私。

そして同時に、試合中継のないホークスのことを少しでも知りたい、
という思いから、
選手名鑑・新聞・ニュース・週刊ベースボールとの首っぴきが始まり、
親に「野球のことに使う脳みそを他に使え」と言われるはめになるのでした。



*山本和範選手

そんなこんなで、相変わらず試合をみることはできないけれど、
W山内投手・加藤投手・藤本修投手(そういや、なんで‘ニャンコ’なの?)
・門田選手・当時は若手の湯上谷選手・・・などなど、
少しずつホークスの選手の名前と顔を覚えていった‘にわかファン’の私、
ある日のスポーツニュースで異様に美しいホームランシーンを見たのです。

ちょっとすくいあげるようなフォームから
「これこそホームラン」という放物線が描かれ、
打った選手はゆったりとバットを放り投げて走っていきました。
あぁ・・・またもや一目ボレをいたしました。

それが山本和範選手でした。

その時には即座に選手名鑑をひっぱりだして、
お顔を確認して一瞬絶句したものですが、
後に見た、ホームランを打って驚くほどのはしゃぎっぷりで走る姿は、
私には最高にかっこいい選手に映りました。

近鉄移籍後のオールスターゲーム、福岡でのホームランや、
中日優勝の裏でこれも福岡、最終打席に放ったホームラン、
思い返すと今でもうるっとしてしまうようなものでした。
いつまでも引退してほしくなかった、
無茶だけれどそう思う選手のひとりです。



*高沢秀昭選手

ロッテオリオンズといえば川崎球場、川崎球場といえば客がいない、
という図式は「珍プレー好プレー」系の番組からの洗脳でしょうか。
その図式が縮まって「ロッテ=人気がない」イメージしかなく、
まさか自分がそのチームのファンになる日がやってくるなどとは
夢にも思わなかったわけですが。

87年のオールスター、KKがどうちゃらとか騒がしい中でしたが、
そこに出てきた高沢選手は、とにかく地味、の一言でした。
なんでこの人が‘オールスター’なのかと思うほどだったのですが、
アナウンサーによれば四番打者だというではありませんか。
四番打者って、もうちっと華やかなもんではないのかい?と、
その地味さがやけに気になっているうちに、
その試合のMVPになってしまった高沢さん。MVPでも、やっぱり地味。
たぶんインタビューとかあったはずだけど、なにひとつ覚えちゃいない。
気になるのは、その地味さばかり。ひっそりこっそりMVP、という矛盾。

オールスターに出てくる選手がこんだけ地味なら、
このチームの他の選手はいったいなんなんだという興味から思わず
ロッテを応援したくなった、この心理は今もって自分でも理解できません。

翌年88年、高沢選手は首位打者に輝きましたが、やはり地味。
ただし「10.19」では派手に活躍(?)なされて、
世間にため息の渦を巻き起こしました。なんて間が悪いんでしょう。


*阿波野投手・西崎投手

新人王っていうタイトルに興味をもったのは、
この2人の選手の新人王争いからでした。
阿波野投手のスタートダッシュなんて、これってほんとに
ルーキーさんなのか?と子どもながらに驚きましたねぇ。
そして、夏には西崎投手が大爆発(炎上ではない)。
その後は最後までどっちが新人王でもおかしくない、
むしろ新人王2人じゃだめなの?くらいの競り合いが続きました。

私は西崎投手の新人王を願っていたのですが、
(これは純粋に顔面で応援してました。ミーハーです、はい。)
投票ではけっこう大差で阿波野投手。ちょっと残念。

これくらいのレベルの新人王争いが毎年繰り広げられたら、
それだけでも相当楽しいだろうなぁといつも思います。

**********

・・・こうやってあらためて思いかえしてみると、
中学生の頃インパクトがあったのってパ・リーグばっかだなぁ。

もちろんセ・リーグでも、
・阿南監督を筆頭に正田さん・津田さん・長冨さん・長内さん・・と、
 なんとなくみんな‘カープ顔’とくくりたくなるような広島カープ
・やんちゃ坊主たちと見守るおじいさん、みたいなヤクルトスワローズ
・生で観た川又選手の‘放物線を描かないホームラン’
・アキレス腱を断裂しながら次の塁まで走った遠藤投手
などなど、思い入れはあるのですが。

一瞬にわかホークスファンになったものの、
結局特定の球団ファンにならず、なれず、
12球団同じように応援していた中学生~高校生の頃というのは、
それはそれでなかなかに楽しい時代でした。
もちろん、マリーンズやタイガースが勝った・負けたで
一喜一憂できる今も楽しいですけれどね。

自分が野球をやった経験がほぼ皆無なので、
技術的なことは今でもよくわからないことがほとんどです。
(「こういう球が打ちにくい」とか
 「守備ではどういうタイミングで打球の下に入るのか」とか、
 そういうことすら実感できない)
こんな自分でも野球を楽しんで観ることができるシアワセ、
憶えているものも忘れてしまったものもひっくるめて
‘記憶’としてしみついてきたものの大きさを感じたりもするのでした。
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by namit100 | 2005-04-19 22:42 | 野球におもう

私を野球にひきずりこんだものたち ‘小学生編’

私の「野球をみる」デビューは小学4年生でした。
考えてみれば、うちは両親ともに普通に野球をみる人で、
王さんのサイン入り写真パネルが飾ってあるような家だったので、
相当幼い頃から野球ばかりみていてもおかしくはなかったのですが。

なんといっても就寝時間にうるさい家庭で、
小学3年生までは夜8時にはふとんに入れられていたため、
物理的に、プロ野球中継をやっている時間に
おちおちテレビを見ていられなかったのですね。
で、就寝時間が延長された4年生。夜な夜な野球中継を見て、
一族郎党巨人ファンの家系を無事ひきつぎました。

当時は‘青い稲妻’松本選手が好きでした。
幸薄そうだけどかっこよかった。
巨人のスタメンといえば、今でも、
一番松本、二番河埜、三番篠塚、四番原・・というイメージ。
(五番以降はあんまり印象がない・・あ、山倉さんとかいたなぁ)

それでも最初は、別に熱狂的に応援するわけでもなく、
大体ルールがわかって、各チームのスタメン選手名がわかって、
まぁけっこうおもしろいんじゃん?くらいのもんでした。

しかし、きっかけは突然訪れます。
ある日、試合途中で登板した背番号41、斎藤雅樹投手を見たとき。
どこかで声がしました。「わたし、この人、めちゃくちゃ応援するわ」
いや、投球内容なんて、ぜんっぜん覚えてません。
あのお顔にひかれたわけでもありません、もちろん。
なにがすごいと思ったわけでもありません。
よーするに一目ボレです。はい。
所詮、私が野球好きになったきっかけなんて、そんなもんです。

しかし、それからは大変でした。
とにかく斎藤投手に打者を抑えてほしい、その一心で、
野球中継を見ながら、斎藤投手が出てくるたびに、
「打つんじゃないぞ、絶対打つなよ」と心中でつぶやきつつ、
相手のバッターをにらみつけていなくてはなりません。
ほとんど精神集中の修行のようでした。
集中しすぎて目が疲れることこのうえないです。
眉間にしわ寄せて、テレビにガンとばす小学生。気持ち悪いです。

しかし、集中して見ているといいこともあるもので、
おかげで‘変化球’というものの存在がわかるようになりました。
いや、それまでボールがまっすぐいってるとか、曲がってるとか
あんまりよく見てなかったんですよ。
当時、すごいカーブ投げる人とかシュート投げる人とか、
いろいろいらしたはずだというのに、
斎藤投手で変化球覚えるって、どーなの?という疑問は残りますが。

あと、一応でも巨人ファンのくせに、巨人の攻撃より
対戦チームの攻撃にばかり集中していたので、
いろんなチームの選手(といってもセリーグ限定だけど)を覚えました。

その翌年、タイガース優勝のカルチャーショックにより
(見たことも聞いたこともないようなことだらけで、
 小学生にはインパクト強すぎたのよね・・)
気がついたら巨人ファンを卒業していましたが、
その後も斎藤投手の登板を野球中継で見るたびに、
相手バッターをにらみつけるクセはなかなか直らんかったです。

20勝するような投手になって、最優秀防御率を獲るようになっても、
試合中にはなんだか心細そうな顔をしていることがあったし・・・
それでもばんばん完投するスタミナ、
勝たなくてはという試合に勝つ集中力、
力があふれでるようなフォーム、など
すごい投手になったなぁと感じさせてくれました。
で、試合が終わると満面の笑み。
(この人の笑顔は、ほんと「笑ってるぅっ」って感じだと思う。)

試合中にあまり心細い顔を見せなくなった頃には、
ケガ・年齢とのたたかいがはじまっていたような気がします。
本当に200勝してほしかった、と、今でも残念に思うけれど、
2375イニング投げて防御率が2点台っていう生涯成績はすごいし、
そんなすごい投手をずーっと応援できたのも幸せだったし、
野球にのめりこむきっかけがこの選手でよかったと今でも感じるのです。


というわけで、私を野球にひきずりこんだものたち‘小学生編’でした。
ってことは、しつこく‘中学生編’もあるのですが、
今回ほとんど斎藤投手のことしか書いてないくせに、
めっちゃ長くなったので、続きは明日以降・・・。

**********

きょうろぐ」への参加記事です。
野球好きの理由
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by namit100 | 2005-04-17 22:18 | 野球におもう

ファイティーくん、今年はいます。

詳細は「ファイティーファンクラブ」さまをどうぞ。

今年1年かぎりの存続というのは残念ですが、
「北海道の球団として」という球団の方針からすると
いたしかたのないことでもあるのかもしれません。

少なくとも、ファンからの問い合わせ・抗議等に対して、
迅速に検討し、このような結果を出された関係者の方々には
敬意を表したいと思います。

まぁ、最初からこのようにきちんと筋を通していてくれれば
よかったのに・・という気持ちもありますが。

先日も書きましたが、
「愛するものを奪わないで」というファンの思いを
すべて通すことはできなくても、
せめてわかっていてほしい、尊重してほしい。

今回の一件で、私は日本ハムという球団に対して、
「ファンの声は届くんだ」という印象を持ちました。
愛するチームが北海道へと旅立っても
変わらずファイターズを応援する東京のファンの思いも
大切にしてほしいと願っています。

そんなわけで、今年は、東京ドームで、
ファイティーくんに会ってこようと思います。
お得意の人見知り発動により、
遠目からひっそり見るくらいしかできないかも、だけど・・。
(来週の金曜、行けるかなぁ?)
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by namit100 | 2005-04-06 21:40 | 野球におもう

今度はファイティーくん。

昨年の「合併反対」って、なんだったのでしょう。

「私たちが愛するものを奪わないで」という、
痛みや悲しみではなかったのでしょうか。

プロ野球界に身を置く人たちは、その切実な痛みや悲しみを
目の当たりにしてきたのではなかったのでしょうか。

そして、同じことが二度と繰り返されないように、
プロ野球をよりよくしていこう、と言ったのではなかったのでしょうか。

だからこそ、
「球界改革」やら「ファンサービス」やらといった言葉がとびかい、
歩みは遅くても、方向性がわからなくても、
ともかくも実践しようとしてきたのではなかったのでしょうか。

でも。今、ここで、もう一回、聞いてもいいでしょうか。

何のための「球界改革」ですか?
誰のための「ファンサービス」ですか?

「愛するものを奪わないで」という思いを粗雑に扱うのなら、
何を言おうと、何をしようと、どうやって信じたらいいのでしょうか。

**********

日本ハムファイターズの東京限定マスコットであるファイティーくんが、
いつのまにやら知らないうちに卒業扱いになっているらしいです。
数日前からあちらこちらのブログさまで話題が出ており、
問い合わせ等をされている方々もいらっしゃいます。
現在は、ざわ さまにより、
「ファイティーファンクラブ」というブログが立ち上げられています。

ファイティーくんは、当初、札幌移転の昨年から消える予定だったのが、
熱心なファンの方々の署名運動などの活動によって、
東京ドーム限定での存続が決まった、という経緯があるそうです。

私はファイターズファンでもファイティーくんファンでもなく、
当時の存続活動にもなんの関わりもありませんが、
このようないきさつがあったならなおさら、
今回の‘ファイティーくん卒業’の球団のやり方には‘?’です。

一度は「愛するものを奪わないで」という思いに応えた球団が、
このようなやり方をしたら、
少なくとも存続運動に参加した方々がどう感じるか、
わからないわけがないと思うのです。

ましてや、昨年のさまざまな出来事を見てきているはずなのに。

いろいろと事情や理由があるのかもしれません。
それならそれで、きちんと伝えることがなぜできないのでしょうか。
問い合わせに対して逃げるようなことをなぜするのでしょうか。

まずは、ファイティーくんを愛する人たちへの、真摯な対応を・・・。

**********

私、選手のサインとか、いらない。握手とか、してくれなくていい。
チアガールが踊っていなくても、わんわんがボール運んでくれなくても、
上戸彩ちゃんが始球式しなくても、ピンバッヂくれなくても、別にいい。

願うのは、いっこだけ。
自分が野球を楽しんで、たくさんの人が野球を楽しんでいられたら、それでいい。

もう、悲しいことは書きたくないのよ。
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by namit100 | 2005-03-30 00:55 | 野球におもう

「そうだ、きゅうじょうにいこう」(だらだら文章バージョン)

なぜ、球場に行きたくなるのか、私の場合。

テレビ観戦だと、どうしても「見る」がメインになるわけだが、
球場では「五感で野球を感じる」ことができるのが魅力だから。
なんつーか、皮膚呼吸をするように、というか。
(全然わからん例えだけど)


球場に近づいていく時の知らず知らず足早になる雰囲気。
すでに試合が始まっていれば、
近づくにつれて、ざわめきが聞こえてきて。
入場して、ゲートをくぐって、スタンドに出た瞬間、
ぱーっと目の前に広がる風景。野球の光景。
開放感というのか? それだけでは表せない感覚でもある。

座席につくと、シートのひやっとする感触。
近くの席の人が食べているヤキソバのにおいや、
そこらじゅうになんとなく漂うビールくささ。
あぁ、もうできあがっちゃってる人もいる。

グラウンドで淡々と進んでいくプレーを観る。
(そう、実際球場で観る野球は、意外なほど淡々としている)
投手が一球投げるごとに野手が動く、打者がかまえる。
次の打者が打席に入る準備をしている。
一塁では走者と一塁手が、なにやらこそこそ話していたり。

球場全体を包む応援の音、通りすぎる売り子さんの声。
周りで語られている選手やチームの話。
全然野球と関係のない、仕事や日常の話。
酔っぱらっているような風情の野次。

時たま飛びこんでくるファウルボール。
直後に入る「打球の行方にご注意ください」という
アナウンスのなんとなく間抜けな感じ。

連れとたわいもない話をする。
ぺらぺらと話しながらも、視線は、
プレーを眺め、選手を見つめ、外野の応援に目を向け、
暗くなっていく上空を見上げる。

すばやい打球が飛んでいけば、自然に身体が浮き上がる。
はやすぎて、ボールなんて見えない。そんな動体視力、ない。
外野手の動きを目で追いかけている。
よし、ヒットだ。二塁行ける、走れ、走れ。

チャンスが広がれば、じりじりと身が乗り出ていく。
タイムリーが出たら飛び上がって大拍手だ。
ピンチの時には祈るように手を組み、
口から出る言葉は「だいじょうぶ、だいじょうぶ」
そう言いながら、ピンチが続けば胃が痛くなりそう。

ホームランの瞬間の「おぉーっ」という、どよめき。
威勢良く鳴り響く応援団の音、メガホンの音。
知らない人たちと「よかったね」「すごいすごい」と掛け合う声。
でも、アナウンサーの絶叫のないホームランシーンは、
一瞬の余韻を残して、また淡々と試合は進む。

いつのまにか、手に汗をかいている、ぬめっとした感触。
その汗をぬぐうタオル、ふわっとざらっとした手ざわり。
ビールが飲めない私は、コーヒーを一口。うわ、冷えてる。
さっきまでヤケドしそうに熱かったのに。


親に球場に連れて行ってもらう時は、いつも内野席だったから、
初めて甲子園に行った時が初めての外野席体験。
と言うと「こわそー」って人もいるけれど、別に怖くもなんともない。
六甲颪も選手別応援歌もひとつも知らなくても、
とりあえずメガホン持って、曲に合わせてばこばこしてれば
なんとなく形になるし、そうこうしているうちに、曲なんてすぐ覚えた。

GS神戸は、内野席。美しい球場でのんびりするのが大好きだった。
オリックス-ヤクルトの日本シリーズで、初めてGSの外野席へ。
オリックスもヤクルトも、応援歌はわからないけど、
これまたテキトーな手拍子でどっちの攻撃も応援していた。

今は、内野席に座ることがほとんど。
一試合まるまる大声張り上げたりメガホン揺らしたりして
応援するのがしんどくなってきた根性ナシだということと、
外野席の応援も、私にとっては球場の風景に欠かせないものだから。
応援団のまん中で応援するのもいいけれど、
応援も含めて野球を感じられる内野席ってのは、捨てがたい。

そして、なにより、屋根のない球場が好きだ。

強風でコンタクトがぱりぱりになったとしても
ほこりで涙目で片目でうっすら見ることになったとしても
夏には日焼け止めで顔中べたべたになったとしても
雨の中でカッパを着て、寒さに震えることになったとしても
それでも。

ふと上を見上げたら、そこには空があってほしい。
グラウンドにもスタンドにも陽射しが降り注いでいてほしい。
夕方から薄闇を通って夜になる風景を感じさせてほしい。

だから、私は、屋根のない球場が好きだ。


さぁ、もうすぐだ。
もうすぐ、あの球場へ行くんだ。
そうだ、球場に行こう。


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きょうろぐ」への 参加記事です。
スタジアム観戦のススメ
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by namit100 | 2005-03-11 23:15 | 野球におもう

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