富士山編①:私の星空

「手がとどきそうな星空」を見たい。
私が富士山に行くと決めた理由はそれだけでした。
3776mの日本最高地点も、ご来光もほんのつけたしで。
ただただ、富士山の星空が見たいと思っていたのです。

しかし、富士山行き前夜、翌日は「午後から雨」の天気予報。
富士山の情報センターによれば、天候は「雨か雷雨」らしい。

これじゃあ、星空はおろか、行くこと自体明日は無理そう。
きっと延期になるでしょう、とタカをくくっていたのですが。

延期だったら来るはずのリーダーさんからの連絡がこない。
とりあえず寝て、朝になっても連絡はなし。
しかたないので時間通りに集合場所に行ったら
みんな集合してるじゃないか。えー、ほんとに行くの?

ともかくも富士山行きのバスに乗る9名のメンバー。
中学生から還暦前くらいの方までというやけに幅広い年齢層です。

富士山5合目に到着したときには、霧は出ていたものの
雨は降っていませんでした。しかしすごい強風。
立ってるだけでやや飛ばされそうになるメンバーたち。

レストハウスの食堂で昼食をとっている最中、
「頂上の天候は 晴れ時々嵐 です」というアナウンスが。
食堂中、爆笑。

でも周りはみんな雨具を着込み、臨戦態勢です。
ここまできたからには登っちゃうんですね。

我々も準備万端で5合目を出発。
風は強いものの、ともかくは下の景色も見える状態。
6合目で、これならなんとかいけそうだね、という雰囲気に。

いや、甘かった。甘すぎた。富士山なめちゃぁいけません。

6合目をすぎてしばらく、あ、きたきた、ポツリポツリ。
・・・と思っている間に本降りになってしまいました。
しかし、みんな何食わぬ顔で登り続けています。
道を見上げると、雨具のカラフルな登山者の列が見えます。
まあ、山だしね。雨くらい降るわよね。というわけで、
次第に岩場になってきた道をひたすら登ります。

b0008526_1113453.jpg風は相変わらず強く、雨も段々強くなる、
プチ台風な状態だというのに
なぜか渋滞している登山道。
富士山ってヘン。
とにかくすべらない。飛ばされない。


行く前には最大の懸案事項であった「高山病」のことなんて
すでに頭にはありません。それどころじゃないって。

雨風のダブルパンチで冷えて青ざめていく中学生たち。
まるで雪の精のようになっている彼女たちを
なだめ、励まし、なんとか8合目の山小屋へ到着しました。
大人だって、靴の中まで濡れて、しもやけになるんじゃないかと
心配になってきたので、山小屋入った時はほっと一安心でした。
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by namit100 | 2004-08-19 01:13 | 山をあるく

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