キラキラと。

今日、ちょっとした用事で立ち寄った駅の売店で。

「新庄」「引退」

突然、そんな文字が目に入りました。
しかも、並んでいるスポーツ新聞のすべてに、
やたらとでっかい字で。

・・・・・・・・?

なに? また「センスがないから野球やめます」とか
言い出したんかね?

・・・と、瞬間的に思ったものの、そのさらに一瞬後には
あぁ、違うだろうなぁ、ほんとに辞めるって言ったんだろうなぁ。
自分でもびっくりするくらい冷静に、そう思いました。

おそらく、多くの方が感じていたであろうように、
ずっとずっと、新庄選手がそう言い出す日が近づいていると、
確かに感じていたのです。
率直にいえば、今年も野球を続けていることに、
あぁ、よかった、と、ほっとしている気持ちもあったのです。
だから、やっぱりそうか、というような納得をしていたりもします。

新庄選手のタイガース時代は、そのまま、
私が順位表を下から見る習慣を身につけてしまいながらも、
こよなく虎ちゃんを愛し、応援していた時代でもありました。
そして、虎ちゃんからアメリカに渡り、さらに北海道に渡り、
そのたびに、よりキラキラとしていく新庄選手は、
ちょっと遠い人になってしまったようでもあり、
でもそれはなんとなく誇らしい気分になるものでもありました。

「うわぁっ、ヤバイ」という当たりを、するするっと現れて
何事もないように捕ってしまう姿に、どれだけ拍手を送ったか。
期待すればするほど上がらなくなる打率に、どれだけやきもきしたか。
あの敬遠球のサヨナラヒットに、どれほど興奮したか。
「明日も勝つ!」・・呪いの叫びに、どれほど青くなったか。

そして、「アメリカに行く」発表に、
「さすが新庄!そうこなくっちゃ」と、どれだけ爆笑したか。
北海道移転のファイターズ入団に、これまた、
「さすが新庄!そうこなくっちゃ」と、どれだけ期待したか。
あのオールスターでのホームスチールと「これからはパリーグです!」に、
どれだけハッとし、どれだけ泣きそうになったか。
スト明けの試合、幻のサヨナラホームランに、
「今日のヒーローはぼくじゃない、みんなです!」に、
どれだけ感傷的になったか。

「新庄」あるいは「SHINJO」という選手は、そういう選手。
開幕戦、満員の札幌ドームを見て、「自分の役目は終わった」と感じたという、
そんな新庄選手が私は大好きです。
そして、そんな新庄選手だからこそ、最後のシーズン、
今までいろんな形で盛り上げようとやってきたことから離れて、
ただひたすらに野球!野球!って感じになるのもいいなぁと思います。

まだ4月、開幕から1ヶ月も経たないこの時期の発表はびっくりですが、
そういうつもりで発表したんだったら、まぁいいんじゃないでしょうか。
そういうつもりで発表したんじゃなくても、「新庄だから」ってことで、
まぁいいんじゃないでしょうか。

引退発表を知って、冷静かつ納得しつつも、
やっぱり淋しいやらなんやらうにゃうにゃで、
ちょっといろいろ思い返したりしてしまいましたが、
懐古するにはまだ早い、今シーズンは始まったばかりなのでした。
新庄選手の言うように、最後のシーズン、目にやきつけておきたいです。
あ、でも、「やっぱり引退やーめた」とかいうのも、大歓迎です。
期待しておりますですよ、新庄さん。


そんなわけで、
鴎のバカ勝ち4連勝とか虎の地味な3連敗とかについては、明日以降に。
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by namit100 | 2006-04-19 22:47 | 野球をみる

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