「笑え!」と「わはは」に泣かされた夜。

だいぶ前に、「きょうろぐ」さまで、
「おすすめの野球マンガ」の記事を募集!
という企画が行われていました。

自分は、野球マンガってあんまり読んだことなくて、
大御所「ドカベン」ですら、実は読んだことないし、
どんな野球マンガがあるのかも、よく知らないって感じで。
かろうじて「タッチ」はちょぼちょぼ読んでたけれど、
和也がいなくなったときに
「こんな‘邪魔者は消せ’みたいなやり方、あんまりじゃないか」
と、一人で憤慨しまくって、以後興味を失ってしまったし。

なので、「きょうろぐ」さまの記事へのコメントやTBを拝見しつつ、
へぇ、こんなのもあるのか~とか思ってたんです。
で、その中で、けっこう挙げられてたのが、川原泉さんのマンガ。

川原泉さんって、好きな人はものすごく好きなマンガ家さん、
というイメージがあって、以前からちょっと興味あったんですよ。
でも、本屋さんで文庫版を見かけて手に取ってみたら、
表紙の絵柄にも、裏に載っているあらすじにも、なんだか馴染めなくて
気にはなりつつ、結局読まないままになっていました。

まぁ、そんなこともあって、
おすすめしてる人が多いんだな~、読んでみよっかな~、
と一瞬は思ったものの、これもまたいつしか忘れていて。
それを昨日、突然ふと思い出して本屋さんに行ったら、
「甲子園の空に笑え!」の文庫版があったので、買ってきました。

絵柄はやっぱり私にはイマイチで、話の展開はむちゃくちゃで、
22歳の女性監督の一人称はなぜか‘わしら’で・・なんだけど、
のほほーんとした野球部員くんたちが無性にかわいいし、
たしかにけっこういいかも、こーいうの好きかも、とか思ってる間に、
すごい勢いで話は甲子園決勝まで進んでしまいました。
で、なんだかここらへんから、突如たちこめだした暗雲。

「わしらは栄冠とか優勝とか
 そんなもんに輝かなくてもいいんだな」

ここで、ふいに‘うるっ’ってなっちゃって。
そこから決勝戦が進むにつれて、どんどんうるうるしてきちゃって。
試合が終わって、最後の最後、

「-ああ
 楽しかったね・・・・・・」

これが決定打。ぽろぽろと涙がこぼれてしまって、自分でボー然。
ちょっと待て、この人のマンガって、泣いちゃうマンガなのか?
こんなにのほほーんとしたのん気顔ばっか出てくるのに、
なんでこんなことになるんだ?
全然、闘魂こめてでも、悲壮な戦いでもないのに
・・・いや、だからなのか?
なんだか、ショック。

で、まだボー然としながらも、
次に収録されている「ゲートボール殺人事件」を読んだら、
別に涙腺は異状なし。あーよかった。

ところが。その次、「銀のロマンティック・・・わはは」
こちらはフィギュアスケートのお話なんですが・・・
なにこれ? まじで号泣したんですけど?

「まぶしいね
 まぶしいね
 まぶしいね」

「愉快だね
 愉快だね
 愉快だね」

この言葉とともに描かれている絵は、完璧ギャグマンガなのに、
もうここから、ラストまで、ひたすら号泣ですよ。
今、思い返しているだけでも、うるうるきてますよ。
なんか、こーいうセリフに弱いのかね、私の涙腺は。
シリアスなことをシリアスに、ではなく、
のほほんなことをのほほんに、でも泣けてしまうものってあるのね。

っていうか、なんか悪いもんでも食べたっけ? というくらい、
声上げて泣いてました。やだ、もう。
30すぎて、真夜中に少女マンガで号泣するなんて、
こっぱずかしいことになろうとは、思いもしませんでした。
おそるべし、川原泉。

そんなわけで、私の初川原泉体験は、びっくり呆然モノでした。
しかも、深夜に号泣したのが悪かったのか、
今朝起きたら左目はモノモライになってるし。
眼医者さんで目薬もらってきたけど、
腫れてるわ、まばたきのたびにズキズキするわ、ツライ・・・。

もひとつ、「メイプル戦記」も読みたくてウズウズなんですが、
この調子ではモノモライが治るまでは読めそうもありません。
いや、治っても、深夜に読むのは控えなくては・・・。
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by namit100 | 2005-09-17 22:50 | 本をよむ

仕事と育児に追われる毎日にウルオイを!求めつつもちっとも更新できてませんブログ byなみ
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