槍ヶ岳へその2:槍沢ロッヂ~槍岳山荘

2日目は、槍沢ロッヂから槍ヶ岳へ上がり、さらに南岳へ、という、
全部で11時間ほどの道のりを歩く予定だったのですが。

4時の時点で、昨夜の雨はあがっているものの、
だいぶガスが出ているということで、リーダーさんたち協議の結果、
とりあえず槍の肩まで行って、
・お天気がよければそのまま槍ヶ岳に上がる
・お天気が悪ければ槍の肩の小屋泊にして、夕方か翌朝に上がる
ということになりました。
天気が悪いと南岳に行く意味がない(展望がないから?)らしく、
それに今回のメインはあくまでも「槍ヶ岳」だからね、ということのようです。


そんなわけで、予定より1時間遅く5:30に槍沢ロッヂを出発です。
ほんとにガスだらけです。雨が降らないといいなぁ・・・。
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と思ったら、途中でふっとガスが切れました。
どこのお山かわかりませんが、本日初めて、くっきりはっきりな景色。
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うぉ、なんか晴れてきた? もしかして南岳も行けるかも?


しかしそんな期待をすると、途端に現れるガスたち。

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このあたりでは、川の流れは地下にもぐっているのか、
岩ごろごろの枯沢のようなところを左に見ながら歩きます。
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こんな石が降ってきたらどーしよー。

どうやらこの道は「槍沢大通り」らしいです。大通りって・・・。
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下を見おろせば、霧と弱い陽射しが混沌と。
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大きな雪渓に出会います。
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さらに進むと、道は雪渓沿いとなって、亀裂などもはっきり見えました。
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ちょこっとだけ、雪渓の上も歩きました。初体験です。
別段滑ることもなく、きしきしと歩きます。楽しい~。


が、次第に迫り来る岩また岩。
気がついたら、↓こんなことになっていました。
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うえぇ。

でも、別に危険なところもなく、ひょいひょいと登れるし、
岩だらけなのにお花畑がきれいで、のんびりと写真を撮ったりしながら
実はかなりうきうきと歩いていたり。やっぱり、楽しい~。

坊主の岩小舎(播隆窟)です。
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槍ヶ岳を開山したという播隆上人をまつってあります。
5回も登ったんだってー。
この人の場合は、ほんとに修行だったんだろうなぁ。


「黒岩」と大きく書かれた岩。そのまんまじゃん。
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そんなこんなで歩いていると、突然目の前の霧が晴れました。
そこに姿を現したのは・・・

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や、槍ヶ岳だっ。近っ。っていうか、ほんとに目の前だよ!

さらに霧が消え、よりくっきりとそびえる槍。

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興奮しまくり、写真撮りまくり、のミーハーな私。


・・・が。数分で再び槍の穂先は霧の中。
槍の肩(穂先の直下)にある槍岳山荘についた時には・・
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ガス・ガス・ガスで、そこにあるはずの槍は影も形もありません。
「お天気が悪ければ」の予定にのっとって、とりあえず
槍岳山荘の宿泊手続きをして、好天を待つことになりました。
この時点で、時間は11:30。おいおい、まだ午前中かい・・・。


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お、ここにも診療所が。


結局、ガスはどんどん深まり、時折霧雨っぽくなったりもしたので、
この午後はコーヒーやらビールやらを飲んだり、
談話室で本を読んだり、ごろごろしたり、と
非常にゆったりとした午後の時間を過ごしたのでした。

この山荘には、次から次へとじゃんじゃん人がやってきます。
大人数ツアーの人たちもいましたし、
このガスの中、槍の上まで上がった団体さんもいました。
で、夕食の時に食堂に入ってびっくり。すんごい広大。
しかもその広大な食堂にひしめくように人がいるのでした。

わさわさざわざわとした山荘で、ぼんやりと思ったのは、
「槍ヶ岳って、どうやら観光地なんじゃなかろうか」
・・・観光地にしては、ちとコワイような気がするけれど。

台風みたいな天候の中、しかも夜中にじゃんじゃん人がやってくる
富士山にもびっくり仰天しましたが、槍ヶ岳も負けてないかも・・。


さて、夕食を終え、日没直前に外に出て景色を眺めていたら。
気まぐれのように、またも一瞬霧がさぁっと晴れました。
思わず、「うぉ」って叫んじゃいましたよ。
同じように外をうろうろしていた人たちからも、歓声とどよめきが。

だって、だって。
↓こーんな風景が目の前にあるんですもの~。

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「こやり」ちゃんまで、はっきり見えてる~。感動。
でも、これを登るのかー。うむむむー。

しっかし、お天気よかったら、こんな景色がずーっと見えてたのかぁ。
そう思うと悔しいけど・・・でも、一瞬しか見えなかったからこそ
その一瞬の感動も大きかったのかもしれないよね。
そんなことを思いつつ、2日目の日没を眺めていたのでした。

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by namit100 | 2005-08-22 00:23 | 山をあるく

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