私を野球にひきずりこんだものたち ‘小学生編’

私の「野球をみる」デビューは小学4年生でした。
考えてみれば、うちは両親ともに普通に野球をみる人で、
王さんのサイン入り写真パネルが飾ってあるような家だったので、
相当幼い頃から野球ばかりみていてもおかしくはなかったのですが。

なんといっても就寝時間にうるさい家庭で、
小学3年生までは夜8時にはふとんに入れられていたため、
物理的に、プロ野球中継をやっている時間に
おちおちテレビを見ていられなかったのですね。
で、就寝時間が延長された4年生。夜な夜な野球中継を見て、
一族郎党巨人ファンの家系を無事ひきつぎました。

当時は‘青い稲妻’松本選手が好きでした。
幸薄そうだけどかっこよかった。
巨人のスタメンといえば、今でも、
一番松本、二番河埜、三番篠塚、四番原・・というイメージ。
(五番以降はあんまり印象がない・・あ、山倉さんとかいたなぁ)

それでも最初は、別に熱狂的に応援するわけでもなく、
大体ルールがわかって、各チームのスタメン選手名がわかって、
まぁけっこうおもしろいんじゃん?くらいのもんでした。

しかし、きっかけは突然訪れます。
ある日、試合途中で登板した背番号41、斎藤雅樹投手を見たとき。
どこかで声がしました。「わたし、この人、めちゃくちゃ応援するわ」
いや、投球内容なんて、ぜんっぜん覚えてません。
あのお顔にひかれたわけでもありません、もちろん。
なにがすごいと思ったわけでもありません。
よーするに一目ボレです。はい。
所詮、私が野球好きになったきっかけなんて、そんなもんです。

しかし、それからは大変でした。
とにかく斎藤投手に打者を抑えてほしい、その一心で、
野球中継を見ながら、斎藤投手が出てくるたびに、
「打つんじゃないぞ、絶対打つなよ」と心中でつぶやきつつ、
相手のバッターをにらみつけていなくてはなりません。
ほとんど精神集中の修行のようでした。
集中しすぎて目が疲れることこのうえないです。
眉間にしわ寄せて、テレビにガンとばす小学生。気持ち悪いです。

しかし、集中して見ているといいこともあるもので、
おかげで‘変化球’というものの存在がわかるようになりました。
いや、それまでボールがまっすぐいってるとか、曲がってるとか
あんまりよく見てなかったんですよ。
当時、すごいカーブ投げる人とかシュート投げる人とか、
いろいろいらしたはずだというのに、
斎藤投手で変化球覚えるって、どーなの?という疑問は残りますが。

あと、一応でも巨人ファンのくせに、巨人の攻撃より
対戦チームの攻撃にばかり集中していたので、
いろんなチームの選手(といってもセリーグ限定だけど)を覚えました。

その翌年、タイガース優勝のカルチャーショックにより
(見たことも聞いたこともないようなことだらけで、
 小学生にはインパクト強すぎたのよね・・)
気がついたら巨人ファンを卒業していましたが、
その後も斎藤投手の登板を野球中継で見るたびに、
相手バッターをにらみつけるクセはなかなか直らんかったです。

20勝するような投手になって、最優秀防御率を獲るようになっても、
試合中にはなんだか心細そうな顔をしていることがあったし・・・
それでもばんばん完投するスタミナ、
勝たなくてはという試合に勝つ集中力、
力があふれでるようなフォーム、など
すごい投手になったなぁと感じさせてくれました。
で、試合が終わると満面の笑み。
(この人の笑顔は、ほんと「笑ってるぅっ」って感じだと思う。)

試合中にあまり心細い顔を見せなくなった頃には、
ケガ・年齢とのたたかいがはじまっていたような気がします。
本当に200勝してほしかった、と、今でも残念に思うけれど、
2375イニング投げて防御率が2点台っていう生涯成績はすごいし、
そんなすごい投手をずーっと応援できたのも幸せだったし、
野球にのめりこむきっかけがこの選手でよかったと今でも感じるのです。


というわけで、私を野球にひきずりこんだものたち‘小学生編’でした。
ってことは、しつこく‘中学生編’もあるのですが、
今回ほとんど斎藤投手のことしか書いてないくせに、
めっちゃ長くなったので、続きは明日以降・・・。

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野球好きの理由
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by namit100 | 2005-04-17 22:18 | 野球におもう

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